寝台特急 サンライズ出雲
Limited Express "Sunrise Izumo"

サンライズ出雲は東京と出雲市の間を結ぶ夜行列車です。東海道本線、山陽本線、伯備線、山陰本線を横浜・静岡・岡山・倉敷・米子・松江経由で結ぶ寝台特急列車です。東京圏と山陰の出張や観光のアクセスに使えます。

山陰では、出雲市に縁結びの神様として有名な出雲大社や島根半島には日御碕神社へ、宍道湖の対岸には一畑電車が走り一畑薬師へ、安来には日本一と言われる庭園をもつ足立美術館、松江には松江城、松江城のお堀を遊覧する堀川遊覧船、縁結び占いの池がある八重垣神社など山陰での観光がいろいろと楽しめる。また、宍道湖で取れるしじみなど特産品を味わえる。出雲市から大田市に足を伸ばすことになるが石見銀山への観光にも使えます。東京のディズニリゾート(ディズニーランド・ディズニーリゾート)の観光や新名所のスカイツリー見学などの観光に利用できます。首都圏から山陰へのアクセスにサンライズ出雲号のご利用をご検討下さい。

この列車は都心から広島や九州の小倉・博多といった北部九州へのアクセスが素晴らしい点も魅力です。岡山で新幹線の始発みずほに接続しており、それが実現させています。2014年3月15日改正の時刻では東京22:00発→岡山6:27着6:51発−みずほ601号→博多8:29着とアクセス列車としてはかなりよい時間帯を走ります。九州方面にアクセスの方はご検討下さい。

サンライズ出雲は1998年7月10日のダイヤ改正により寝台特急サンライズ瀬戸とともに登場しました。ブルートレインであった寝台特急出雲2往復の内、1往復を285系電車に置き換え、運転区間(東京-出雲市)にして伯備線を経由して運転されるサンライズ出雲に改めて登場しました。寝台特急出雲は東京−浜田と東京−出雲市を結ぶ列車でしたが、東京−出雲市1往復が存続されて運転が行われました。車両はサンライズ出雲・サンライズ瀬戸のために新造されたサンライズエクスプレスこと285系寝台電車が使用されています。JR西日本の285系が3編成とJR東海の285系3000番台が2編成あります。車体カラーは日の出をイメージするもに改められ夜行列車の新しい時代が登場すると当時は思われました。ただ、その後は同種の車両の増備はなく、285系は5編成の35両のみ存在する希少な車両となっています。

285系寝台電車は出雲市を起点に運用されています。出雲市−(サンライズ出雲)→東京−(サンライズ瀬戸)→高松−(サンライズ瀬戸)→東京−(サンライズ出雲)→出雲市と4日間かけて1つの運用となっています。

寝台特急サンライズ出雲は東京と岡山の間を寝台特急サンライズ瀬戸と併結されて運転されます。両列車共にB寝台個室シングルを中心にし、ソロ、シングルツイン、サンライズツイン、シングルデラックスの各個室が備わっています。また、フルフラットシートの座席車両であるノビノビ座席もあります。ノビノビ座席は座席車両と同様に指定席特急券と乗車券で乗車できるサンライズエクスプレスの格安サービスの座席です。

2013年世界文化遺産に登録された富士山へのアクセスには、新宿から富士山五合目まで高速バスが、横浜から富士山五合目まで期間限定便の高速バスが出ているほか、御殿場から須走口五合目へ夏季富士登山バスが出ています。登山客向けのバスは河口湖駅発などその他にもありますのでお調べ下さい。また、三島からは富士急ハイランド・河口湖への高速バス、三島〜御殿場〜河口湖間および富士〜新富士〜本栖湖〜河口湖〜富士山駅間の路線バスなどがあります。

平成26(2014)年度の年末年始にはサンライズ出雲91/92号の4本が増発運転されます。サンライズ出雲91/92号の情報はこちら。