８月26日に、鹿児島へ行くため、寝台特急「なは」に乗車しました。ブルートレインに乗るのは、15年ぶりぐらいで、今回は1歳7ヶ月の子供と一緒に乗車しました。
当初は、飛行機で鹿児島まで行くつもりでしたが、1歳7ヶ月の子供を膝の上に乗せて、約1時間20分乗っているのは、私には無理に感じました。
1歳7ヶ月といえば、歩きたい走りたい盛りで、たとえ1時間20分といえどもじっとはしていられません。無理矢理座らせようものなら、泣くわ喚くわの大騒ぎ。泣けば逃げる場所もなく、周りの皆様にご迷惑をかけるのは、もう判り切っているようなものでした。おまけに、あのエコノミー席では、たとえ1歳の子供と一緒とはいえ、狭い!!と、言う訳で、ブルートレインで行ってみては、と考えました。
私は、愛知県の大府市に在住しているので,名古屋駅から新大阪まで新幹線で行き、それから「なは」に乗り換えという方法なのですが、主人に相談したら「列車の方が、もっと大変なんじゃない? 列車でも飛行機でも迷惑かけるのは一緒だし、乗換えがある分、飛行機より大変だと思う。それに夜、みんなが寝てる時に泣かれる方がもっと迷惑かけるよ。」と、言われて悩みました。でも、寝台特急を個室にしてみたらどうかと思い、思い切ってB寝台のソロの切符を取って、列車で行くことに決めました。勿論、個室でも子供が泣けば当然うるさいとは思ったのですが、飛行機よりもある程度うるささは軽減されると思いましたし、いざとなれば途中下車すればイイやと言う気持ちで、出発しました。
結果は、ブルートレインで大正解でした。子供と一緒だったので、私には多少手狭でしたが、子供はのびのび。窓から見える、街のネオンや、ライトアップされた瀬戸大橋や姫路城に驚いて、大喜び。ちょっと、飽きてきたら列車を探索、サロンカーで少しのんびりして、夜はグッスリ寝てくれました。列車の微妙な振動が気持ちイイのか、普段夜泣きする子供も、まったく夜泣くことも無く、朝の９時までグッスリ。２階だったので、私も星空を眺めながら、気持ちよく寝入ることができ、グッスリ寝れました。
金額的には、飛行機とあまり変わらないのですが、今回は、そんなに急ぐ旅ではなかったので、時間はかかってものんびり行こうと思い列車にしましたが、本当によかったと思います。帰りは、事情があって飛行機で帰りましたが、改めて列車の方がよかったなぁと感じてしまいました。
まだ、オムツの取れない子供と一緒だったので、荷物も少し多めですし、乗り換えもあって、多少大変な事もありましたが、列車の旅が楽しめてよかったです。何より、子供が喜んで乗ってくれたのが、とても嬉しかったです。また、ブルートレインに乗って、色々な所に旅してみたいと思います。