平成12年3月の終わり頃までは、島根県益田市に在住していました。それでは早速乗車記に参りましょう！
平成11年10月9日に、益田から九州の博多への日帰り旅行を計画していた。山口線・山陽新幹線（山陽本線・鹿児島本線）経由。益田駅を6時31分の、普通列車で出発した（山口行）。乗車して暫くすると、車掌さんが、「僕はどこまで行くのですか？」と、訪ねられました。僕は、「新幹線で九州の博多に行くよ」と、答えました。すると車掌さんが、「新幹線は今、運転を見合わせているよ」と、言いました。
そこで、車掌さんと在来線で迂回する方法の打合せをしました。暫くすると打合せが終わりました。変更ル - トは、山口--小郡間「普通列車」・小郡--小倉間「普通電車」・小倉--博多間 特急「にちりん4」号に決定しました。暫く乗車していると列車は山口駅に到着しました。車掌さんに「行って来ます」と、手を振りました。山口から小郡までの普通列車に乗り、発車すると、直ぐに車内放送が始まりました。放送では、「新幹線は只今事故の為、運転を見合わせております。予め御了承下さい」と、言っていました。
小郡駅到着後列車から降りて、新幹線コンコ - スに行くと、もう改札口には、たくさんの人がいて混雑していました。駅構内の放送では、「北九州トンネル内で、コンクリ - トが落下していて、現在広島--博多間の上下線の全トンネル内の点検の為、運転を見合わせております」と、放送していました。新幹線自由席特急券を、特急「にちりん4」号の自由席特急券と変えようとしましたが、改札口の駅員さんは、「窓口は混雑しているから、車内でお買い求め下さい。」と、言っていました。早速、小郡--小倉間「普通電車」に乗車するために、7番線に行ってみました。
普通電車乗車。（発車前）乗車してみると、結構たくさんの人が乗っていました。この車内で、新幹線自由席特急券から、特急「にちりん4」号の自由席特急券に変えようとしましたが、車掌さんの姿が見えませんでした。電車は、9時19分始発となっており、発車までまだ時間があったから、荷物を座席に置いて、現金・乗車券等の貴重品だけを持ってもう一回窓口に行ってみました。今度は、空いていましたが、駅員さんは、新幹線自由席特急券に事故処の印鑑を押しました。それは、また窓口が混雑する可能性があったからです。再び車内に戻ってみると、発車前の車内案内放送が始まっており、「下関方面へお急ぎのかたは、5番線に、寝台特急「あさかぜ」号が入ります。」と、言っていました。そこで、ブルトレに乗ってみようと思い、5番線へ移動しました。
「あさかぜ」号乗車前5番線へ移動して、時刻表で時刻を確認しました。すると、発車時間が、8時56分と書いてありました。そこで、直ぐそばのおじさんに「すみません。あさかぜ号はもう行きましたか？」と、訪ねてみました。するとおじさんは「いいえまだですよ」と、親切に教えてくれました。間もなく、「あさかぜ」号が入線してきました。
「あさかぜ」号小郡駅発車後この列車は、新幹線事故で、他の駅に臨時停車していた為に、21分遅れていました。
早速、ドアが開きました。※下りの岩国-下関間は、Ｂ寝台は立席特急券で乗車可能です。この列車も結構混んでいました。車掌室を探す為に通路を何歩も歩きました。すると、ようやく車掌室が見つかりました。車掌さんに、立席特急券を買い求めました。車掌さんが、「一番後の号車は、空いていますよ」と、案内してくれました。後の号車に行くと、通路の椅子に着席しました。時刻表では終点の下関まで、宇部しか停まらないと書いてありましたが、車掌さんの放送では、「新幹線事故の為、厚狭駅・新下関駅に臨時停車をします」と、言っていました。結構楽しかったです。ずっと走り続けて欲しいです。
下関駅到着列車はようやく下関に到着しました。そこからは、普通電車で小倉まで行きました。途中、関門トンネル・門司駅を通り、小倉駅に到着しました。小倉から、特急「にちりん4」号に乗りました。車内で、車掌さんに、小倉--博多間の自由席特急券を買い求めました。「にちりん」号に乗っていると、北九州スペ - スワ - ルド・工場などの色々な景色が見えました。ようやく博多駅に到着しました。「何とか目的地に着いたぞ - !!」
帰りはまた、同じル - トで帰り、小郡始発益田行の「普通列車」では、益田駅始発の「普通列車」と同じ車掌さんが乗務しておりました。帰りのきっぷで利用出来なかった、小倉--小郡間の新幹線自由席特急券（まだ復旧していなかった・・・）＋小郡--益田間の自由席特急券の払戻の仕方を親切に教えてくれました。19時31分益田駅に終着しました。払戻もしました。その後、自宅に戻り夕食を食べました。食べ終わると、近所の八幡宮（神社）の秋祭りに行きました。楽しい１日でした。良い思い出になりました。