こんにちは。先日あけぼの乗車記を投稿したtoribiです。分割投稿でお手数おかけしますがよろしくご査収ください。
私の北斗星乗車記は1998年10月ですので少々内容が古く、これからご乗車される方々の参考程度になればと思います。
1998年10月に新婚旅行で（上野〜南千歳間）嫁を連れてＡ個室ロイヤルに乗車しました。当時はカシオペアはまだなく、関東から北海道へ行く夢の列車として憧れていたので6月にはロイヤルの予約をＪＴＢにお願いしました。（結局希望の列車3号は予約日初日の朝で満室で、1号になってしまいましたが・・・北斗星の人気ってすごいんですね）
新婚旅行だったのでロイヤルのダブル利用で良かったのですが、基本的には一人用個室を二人でも利用できるというコンセプトだと思います。室内については寝台車特有の室内の幅の狭さによる圧迫感はまったくありません。高さも十分ですし、この空間を一人で占有するのはさすがに贅沢ですね。ロイヤルという名前に相応しいと思います。
入口は小さいですが玄関のように靴を脱いで室内に入る方式だったかな？広い室内に大きなソファー、小さなテーブルに一人用ソファー。さらにトイレ、シャワー、ドライヤーまでご丁寧に完備されており動くホテルと言っても過言ではないと思います。夜になり車掌さんが寝台をセットしに来てくれましたが、ダブルベッド化にかなり苦労していました。限られたスペースで複雑な機構のためか器具の動きがよくありませんでしたね。また海側の大きな1枚窓は開放感があり、翌日長万部あたりで朝焼けまぶしい噴火湾を望む景色を見て「北海道に来たんだなあ」と実感できました。
夕食はグランシャリオを予約しましたが1回転目は即予約満員で２回転目になってしまいました。ウエイトレスはわずか２名で全テーブルの配膳を行うためかなり多忙そうでした。コストの関係で仕方がないのでしょうが、あれではちと可哀想だなと思ったほどです。食堂車というイメージではなくレストランという雰囲気だと思います。ただし予約制を知らないお客が次々と来ては説明されてびっくりして自分の車両に帰って行きました。
北斗星はいつか機会があればまた乗車したいと思います。。