昨年の６月２９日に出雲市〜東京までの全区間を乗車しました。（半年以上前の話題で申し訳ありません。）本当は「サンライズ出雲」にしようかとも思いましたが、やはり夜行列車には青い車体！少しでも雰囲気を味わおうと思った次第。また４泊５日の山陽・山陰の旅の締めくくりの意味で選びました。
車内はモノクラスだけど、京都までは原色のＤＤ５１が牽引なんてこれまた泣かせるではありませんか！米子で機関車交換で（同じＤＤ５１）で１３分停車の間を利用しての撮影もバッチリ。乗客は松江・米子でかなり乗り込んで来ました。鳥取までは立席特急券で乗車出来る事もあり、会社帰りのサラリーマン風の人がチラホラ。ロビーカーも殆ど席が埋まっていました。
外の景色は真っ暗で殆どわからずじまい。単線区間が多い為か列車のスピードはやや遅めな感じ。ＤＤ５１の汽笛が時折聞こえて、この旅のフィナーレを示している様な気がしてなりませんでした。浜坂を過ぎた頃に寝台へ潜り込み、目が覚めた時は小田原を通過中。かなり寝てました（笑）機関車は京都で交換した筈のＥＦ６５・１０００番台が牽引。東海道線をかなりの速度で爆走していました。
６：５７、定刻通りに東京駅に到着。約１３時間の旅はあっと言う間の出来事に思えました。夜行列車は旅には欠かせないものです。廉価な夜行バスの勢力に押されがちですが、無くしてはならないものだと思っています。