2月20日(水) 東京発さくら号ソロに乗って、徳山まで行きました。前回(01年12月)に続いて、出張での利用です。今回が最後の徳山行きになる予定なので、有効時間帯的にはあさかぜ号の方がBetterなのですが、あえて別の列車に乗りたくて、さくら号のソロを選びました。出張日程が確定した2月8日(金)会社帰りに、みどりの窓口で寝台券を購入しました。
当日は、18時少し前に東京駅に着いたのですが、まだ入線していません。するとまもなく構内放送があり、「怪電話があり、点検のため遅れます」との事。まあ、急ぐ訳でもないので（さくらの徳山着は7時前で早過ぎるため）と思って待っていたら、北斗星の家HPで知り合った人が、10番線まで見送りに来てくれていました。おかげで、ホームで待ちぼうけのところを、楽しく過ごすことができました。
結局、入線が18:50頃、発車は19時過ぎと、あさかぜ号の時間になってしまいました。あさかぜも続発だったため、有楽町であさかぜ回送(品川から）とすれ違いました。車掌さんの検札は、戸塚あたりでした。さくら号ソロのキーは、カギ式なので、もう少し早く来て欲しいというのが、正直な感想でした。あと、車内及び各停車駅での放送で目立ったのが、「この列車はあさかぜ号ではありません。お間違えのないようにご注意ください」とのくだり。1時間程度の遅れだったので、確かに間違えそうだなあ、と思って聞いていました。
車掌さんに、乗車率等聞いてみたのですが、個室はＡシングルDX、Bソロ共に満室だったそうですが、開放式Ｂ寝台は、はっきり言ってませんでしたが、ロビーカーまで移動した時に見た感触では、20％程度だったと思います。車掌さんも「プライバシーの事もありますし、個室でないとね…」とのコメントでした。やはり、寝台の生き残りのキーワードの１つに「個室」というものがあるようですね。
遅れの復運転に努めます、という車内放送とは裏腹に、沼津手前で信号故障があり、三島駅で臨時停車。これで遅れが1時間25分程度に拡大しました。この辺りから、チャットを始めていたので、遅れようが何しようが退屈はしませんでしたが、明日の朝徳山に着くのは、いったい何時になるのだろう、とさすがに少し考えてしまいました。
21:30頃おやすみ放送があり、廊下等が減光になったようです。22時に静岡に着いて向かいのホームに373系ホームライナー浜松3号がいました。名古屋着は24:15頃、岐阜を過ぎた辺りで自分は就寝しました。
一応、定時で到着を想定して、6:30に目覚ましをセットしたのですが、6:30時点では、まだ広島手前で、回復運転どころか、遅延が拡大していました。下車駅徳山に着いたのは、実に2時間近く遅れの8:50頃でした。「博多以遠お急ぎのお客様は徳山より新幹線をご利用ください」との、振替措置の車内放送がありました。徳山の新幹線改札で、さくら・はやぶさの寝台券を見せれば、無料でご乗車できますと案内していました。何人かは新幹線に乗換えていたようです。
今回は、発車前から波乱万丈で、違う意味で汽車旅を楽しめました。。