ほどちゃんはくつる編成情報

３連休を利用して函館へ旅行に行く予定をたてました。そこで、話題の「ゴロンとシート」を試したくなり寝台特急はくつるで青森へ行く計画をたてました。旅行会社に１月前「ゴロンとシート」の下段でお願いしたところ「はくつる（ゴロンと）１号車１２番下席」が取れました。毛布、シーツ、枕、浴衣、スリッパ等のサービスがないということで寝られるか不安と期待で胸一杯でした。当日は少し早めに家を出て、東京駅でパンを購入し上野駅へ向かいます。上野駅構内のコンビニでビールとおつまみを購入しホームへと向かいました。１３番ホームには「はくつる」より一足先にたつホワイトスノー安比・盛岡号が２２：１６の出発を待っていました。機関車を写真に収め、はくつるが出発する１５番ホームで入線を待ちます。

２２時０５分頃はくつる号の入線アナウンスと供に２２：０８はくつる号は推進運転でゆっくりと上野駅１５番ホームへ横付けされました。先頭の機関車にははくつるのヘッドマークを誇らしげに掲げられています。今日は撮影される方が多くいらっしゃいました。今日は乗車が１号車なので先頭の機関車の撮影をし、２２：２３の発車までに機関車側から急いで車両を眺めます。

当日の編成は以下の通りです。車両はＪＲ東日本の青森運転所（盛アオ）、機関車は青森運転所（青）の編成です。

２００２年２月８日（金）上野発　はくつる号

１号車のゴロンとシート車にやってきました。車両にはゴロンとシートのマークが掲げられています。入り口の上もゴロンとシートとなっていました。ＪＲの意気込みを感じます。

では車内に入ります。１２番の前の席には既に人がいたので人のいない１３番、１４番の区画を撮影させてもらいます。しかしゴロンとシートには本当に何もありません。ベッドとカーテンだけです。衣文かけもありませんでした。席に荷物を置いて車外で撮影を再開しました。出発も近づいたので席へ戻ります。上野駅停車中から車掌さんは検札を行っておりました。どうも前の住人はフリー切符を持っているようですが、指定券を持っていないようで車掌さんともめています。私の検札を先に済ませていただき、前の住人は保留になったようです。列車は定刻通りに動きだしたようです。席でビールを飲んで一服していると前の住人は寝てしまいました。しばらくして車掌さんが前の住人を起こしにきました。他の寝台へ移ることになったようです。その住人はしばらくすると一服しにこの車両へ戻って着ました。割り当てられたのが禁煙車だったのでしょう。前の区画が空いたので自分の席を撮影しました。車内が暑かったので上着を脱いで枕にすることにし、寝る準備をします。セーターを枕にジャンバーを毛布代わりにして寝ることにしました。寝付けないので、大宮を過ぎたところでおきて一服してみると前のベッドに大宮から本来の住人が現れました。他の空いている区画も大宮でほぼ埋まっています。スリッパがないのでトイレに行くにも靴を履きなおす必要があります。トイレが近いので少しこれが面倒でした。宇都宮停車を前に寝付いてしまったようです。

目覚めるとまだ４時です。列車は盛岡、一戸、二戸と停車していきます。一番後ろの車両なので最後尾をのぞきます。線路の両脇には雪が降り積もっています。昨夜、朝食用に買ったパンをほおばりながら時を過ごします。

三戸、八戸、三沢、野辺地と停車するごとにお客さんの数が減っていきます。浅虫温泉駅付近で海が見えてきます。終点青森もあとわずかです。

時間通り８時１７分に雪が舞う青森駅３番ホームに到着しました。最後尾にDE10-1762が連結されて回送準備がなされます。８時２４分には日本海１号が青森駅１番線に到着し函館へ向けて発車準備が行われていました。