2002/4/12、夢空間車両が連結された「神戸夢物語号」上野発高崎上越北陸線経由神戸行に、子供二人（5歳女、2歳男）と乗ることができました。といっても、さすがにデラックススリーパーはとれず、A個室ロイヤルで、北斗星に乗ったようなものですが。ロイヤルも何度かトライして、10日ほど前にようやくキャンセル分をゲットしました。
上野駅は16番線で、夢空間車両（1〜3号車）に北斗星をつないだような編成でした：4号車B寝台・5号車ラウンジカー・6号車A個室ツインデラックス・7号車A個室ロイヤル＋B個室ソロ・8号車A個室ロイヤル＋B個室デュエット・9号車B寝台禁煙車。個室はそこそこ埋まっていましたが、4号車のB寝台は食堂車の従業員用と思われる分以外は空で、これからの寝台車の方向性を象徴していたと思います。
私が乗ったのは8号車のロイヤルで、夢空間車両との行き来がちょっと大変でした。ロイヤル室内の状況については、北斗星と同じなので詳しくは述べませんが、北斗星運行開始後年月が経っている分、少し古くなった感じは否めません。それでも、幼児二人を連れて、周囲に気兼ねなくのんびりできるのは、ロイヤルならではです。
子供連れなので食堂車でのフランス料理はあきらめ、駅弁を室内で食べさせて、何とか21時過ぎに二人とも寝かしつけました。大人一人分の寝台料金しか支払っていませんでしたが、補助ベッド使用OKとのことだったので、余裕をもって寝れました。
北斗星ではないので、ウエルカムドリンクはないのかと思っていたら、高崎の手前くらいになってようやく届きました。内容はウイスキーミニチュアボトル、白ワインハーフボトル、ミネラルウオーター、缶入り緑茶、そして氷たくさんで、一人で飲みきるのは大変（別に飲みきる必要はないのですが）で、ワインは持ち帰りました。
21時から食堂車はパブタイムとのことでしたが、案内があったのが21:20頃でした。行ってみるともう満席だったので、隣のラウンジカーでピアノの自動演奏を聞きながら、生ビールを飲んだだけでした。部屋に戻ってみると、子供が目を覚ましたらしく、室内で泣いていて、しかもカードキーがうまく作動せず、なかなか鍵があかず、隣の部屋の人が車掌さんを呼びに行ったりしてくれて、大変迷惑をおかけしました。この場を借りて深くお詫び申し上げます。
翌朝は、食堂車の営業が6:00〜7:00（6:30オーダーストップ）ということだったので、5:30に子供を起こして、営業開始の案内放送がかかる前にかけつけたところ、何とか席を確保できました。洋定食のみで、内容はフレッシュジュース・ミニサラダ・目玉焼き・ウインナ - ソーセージ・フライドポテト・フルーツ盛り合わせ・パン・コーヒー、値段は\1600で味もまずまず、琵琶湖を眺めながらの朝食は格別でした。
部屋に戻ってからも、ロイヤルへは朝刊とコーヒーのサービスがありました。ただ、私たちは7:23着の大阪で下車したので、あまりのんびりできなかったのが残念でした。まあ、終点の神戸まで乗っても8:06着なのであまり変わりないのですが。もっともっとのんびり乗っていたかったです。ぜひハウステンボスあたりまで走らせて欲しいものです。特別にハウステンボスに行きたいとは思いませんが、列車が走るなら行ってみようかな位は思います。