たまたまこのホームページを発見し、夢を膨らませつつ観させて頂いています東京の住人です。
先日、鹿児島の某所に出張し帰る前日の事です。本来ならバスで空港まで行き飛行機で帰るところですが、寝台車に乗りたくなり市内の旅行案内所に行ってみました。しかし現地では切符入手まで数日かかるとの事、代わりに鹿児島のみどりの窓口の電話番号を教えて頂きました。駄目で元々と電話してみたところ、A寝台個室が空いているのでビックリ、「こぶちゃん」様の乗車記を思い出し、奇数番号の部屋を希望したところ何と無事予約完了。
翌日、バス+フェリーで西鹿児島まで行き切符を入手、特急で熊本へ。弁当とつまみを買い（ビールは車内の自販機で買えると「こぶちゃん」に書いてあった）、憧れのブルートレインに乗車。
そこで前日に個室が取れた理由が解りました、この車両私を含め３部屋しかお客が居ません…、他の車両も過疎化が進んでるようで、予想以上の現状にまたまたビックリ。
起きている時は気にならなかったのですが、いざ寝てみると初心者の運転手が練習してるのかと思うくらい発進・停車時のガッタンに目が覚めます。もっとものんびりと進む夜汽車の旅を寝るのも惜しいほど満喫できたのも事実です。
利用者が減っているのも事実ですが、寝台車の旅は他には無い魅力があります（個室は最高の空間と時間を提供してくれました）、これ以上縮小されないことを祈ります。私もまた機会があればぜひ寝台車を利用したいと思います。