かっぱさまのはくつる81号乗車記

こんにちは、初めて投稿させてもらいます。東北新幹線八戸延伸で動向が注目されている５８３系にどうしても乗りたくて５８３系はくつる号で往復する青森・十和田観光を計画しました。

1.指定券を取るまで

ＪＲ東日本さんの質問メールで去年の５月２日が混んでいた傾向を教えていただいたので、某びゅうプラザの１ヶ月前予約で「２段ベッド中段」とその下の下段を予約しました。ものの見事に予約が出来たのでＪＲ東日本さんにとても感謝しています。

2.乗車するまでの思い入れ

小さなとき父に聞かせてもらった「電車寝台」。それに乗りたくてもなかなか乗る機会がありませんでした。大学に合格できたことを記念して友達と２人で乗ることにしました。乗車当日まで鉄道ピクトリアル５８３系特集を何度も読み、乗車当日は大学の講義も上の空でした。２０時３０分に家を出て西日暮里駅から上野駅に向かいましたが、興奮のあまり体が熱かったのを覚えています。

3.当日の雰囲気

上野駅には入線３０分前に着きましたが、カメラを持って待っている人がたくさん見られました。上野駅地上ホームは旅立ちの良い演出舞台です。寝台に荷物を置き落ち着いてから写真を撮りに行きました。順序良く並び、上手に撮れていたのでとても嬉しいです。乗務員室の前では知らない人に友達と２人並んだ写真を撮ってもらいました。発車直前に車内で僕を呼ぶ声がしたので振り返って見ると、５８３系の魅力を教えてくれた父が見送りに来てくれたのですごく嬉しかったです。

4.乗車中

友達が２段ベッド中段に僕が下段に寝ることにしました。就寝までは下段で２人で横になって、楽しい話をしました。下段寝台の幅の広さを上手く活用できました。就寝後、自分はなかなか眠れず音楽を聴いていました。夜行に相応しい曲をと思って「浪漫飛行」をＭＤにあらかじめつめておきました。２時半くらい（？）に目が覚めると仙台に停まっていました。そのとき車掌さんが車内を歩いていたので、業務の大変さを感じました。

5.まとめ

生まれて初めて寝台列車に乗りましたが、寝台列車は旅のよき思い出になりました。５８３系のよさも実感できました。ベッドや洗面所がきれいで気兼ねなく利用できました。青森の車掌さんたちの接客もすばらしかったです。５８３系には引退するまでたくさんの人の旅の楽しい思い出を作ってもらいたいです。