いつも、このＨＰで寝台特急の勉強をさせていただいているアクエリアスというものです。今日は今年の２月に乗った寝台特急富士号の乗車記を投稿したいと思います。
きっかけは、ある日突然、「そうだ温泉に行こう」という思いに駆られ（ＪＲ東海の「そうだ京都に行こう」みたいなものです）、行くならやはり、別府だ！ということになり、計画を立てました。もともと、列車が好きだったので、なら、寝台特急で行こうとなり、また、住んでいるのが静岡ということもあったので、富士号を予約しようと決意しました。２月の私の誕生日に行こうと思い、ちょうど、その一ヶ月前に大学のトラベルセンターに富士号Ｂ寝台ソロの予約をしに行きました。最初は、ソロは人気が高いという話を聞いていたので、とれるのかな？と不安になりましたが、全然苦労せず、乗車できました。
乗車までが待ちどうしくてしょうがありませんでした。乗車日はゼミの飲み会があり、それを途中で抜け出し、静岡駅へ。いつも、上下段式の切符しか買ったことがないので、個室の切符である横に長い切符を誤って改札機に通し、駅員さんに笑われてしまいました。癖って怖いですね。
乗車するとすぐに車掌さんが来て、切符の検札。その後すぐに、ロビーカーに行き、乗車前に買ったお菓子と飲み物をだし、ロビーカーで落ち着いていました。その日の富士号ははっきり言って、ガラガラ。Ｂ寝台上下段式の方は誰も乗っておらず、乗っていたのはソロとＡ寝台の方だけだったようです。車掌さん達が、誰も乗っていない車両のベッドで談笑していたのを見てちょっと面白かったですが。
浜松をすぎ、名古屋が近くなるにつれて雪が降ってきました。生まれが北海道の旭川である私にとっては見慣れた景色ではあったのですが、他の乗客の方は、雪を見て少し感動していました。雪降る名古屋駅では通勤帰りのサラリーマンがロビーカーにいる私を見て、羨ましがっていました。心の中で、「いいだろう（にやっ）」と・・・。そして、名古屋を出発して雪の京都、大阪と進みました。寝台特急を乗ったのははじめてではありませんが（日本海に乗車経験あり）、興奮してしまい、なかなか寝付けませんでした。
結局、ほとんど寝ることなく、下関に到着。下関駅でふく弁当を購入。またまた、ロビーカーに行って朝食をとる。九州にはいると、普通特急券で乗車されるサラリーマンがロビーカーを占拠したため、個室に戻りました。個室はいいですね。ソロとはいえ、ゆっくり出来ました。今まで、上下段式しか乗ったことのない私にとって、狭さは全く気になりませんでした。
そして、９時過ぎに別府に到着。帰りは予算の都合から、飛行機となりましたが、また、富士に乗りたいなぁ、と思います。
ちなみに、先日もサークルの合宿地の金沢から実家に帰るために日本海の切符を買ってきました。（本当は、トワイライトＥＸＰに乗ろうと思ったのですが、やはり買えませんでした）