あおもり号の乗車記に続いて日本海４号の乗車記を送らせて頂きます。よろしくお願いします。
今回は、８月３日の酒田〜新大阪間の乗車です。私の乗った日本海４号は函館は２日に発車するのですが、酒田発車は０：０６なので旅行会社に８月３日の寝台券をとって頂くようにお願いしましたが、１０時ジャストには予約することができずに正午に予約ができるようになりました。しかし、まだ空席が２００以上あるとのことで安心しました。
乗車当日は駅に行くと改札の駅員の方はおろか、みどりの窓口にも駅員の方はいらっしゃいませんでした。ホームには２人ほど作業をされている方がいらしゃいました。ほぼ無人駅の状態で、寝台特急が来るのに改札もありませんでした。改札くらいはしてもらいたいです。
酒田駅からは数人の乗車がありました。ホームに入ってから大変でした。指定された２号車の乗車口を探しました。最初に１号車の乗車口があったので、次だと思い探しました。ない。いくら探しても２号車の乗車口がありません。しかたなく１号車の乗車口に戻ろうとしました。ふと、顔をあげるとなんと２号車の乗車口が。柱のすぐ横にかくれていて、行くときには見つけることが出来なかったようです。すぐに日本海４号が入ってきました。
レシーバーを出して聞いていると車掌さんが運転士さんに発車合図を送っている交信を聞くことが出来ました。とても感じの良い車掌さんでした。家族はすぐカーテンを閉めて寝てしまいましたが、私は鶴岡発車時の発車合図を聞きたいので鶴岡まで起きていました。これが裏目に出ました。鶴岡を発車すると音はうるさく、振動も激しく寝ることが出来ません。これに出発前に仮眠をした影響も出て全く寝ることが出来ません。
そのうち列車は新津を経て信越線へ入っていました。すると駅に停車しました。外を見ると隣のホームにも寝台特急が停車していました。上野を出発して金沢へ行く「北陸」でした。最初、この駅は新潟だと思っていました。でも、新潟に北陸がいるわけがありません。ならば？そうこう考えているうちに発車しました。頭上を見ると「長岡駅」とありました。やっと分かりました。分かったのは良いのですが、やはり寝ることが出来ません。午前３時ごろです。
寝ることはあきらめて、横になっていることにしました。糸魚川、魚津、富山、高岡と停車するごとに、写真を撮りました。
だんだん空が白み始め金沢につく頃には完全に明るくなりました。日本海でなく、太平洋ならきれいな朝日が見ることが出来たでしょう。福井から車内販売がありました。売り切れを心配してパンを買っておいたのですが、２号車から始まったので難なく朝食にありつけました。
琵琶湖の近くを通過するときは車内放送で琵琶湖の観光案内がありました。湖西線での日本海４号の最高時速は１２０キロメートルだそうです。日本海４号は京都に停車し、下車駅の新大阪へ定刻に到着しました。
大きなトラブルもなく到着して安心しました。これで終わります。