ちょっと古い話ですが、6月26日にサンライズ瀬戸に乗りました。ちょうど7月1日に「ごめんなはり線」が開業するので、それが目的です。
まず、東京駅に向かいシングルを1枚。正直シングルとソロの違いとかよくわからなかったのですが、駅員さんは当然にシングルで切符を発行してくれました。
さて、9時に「出雲」を見送り、駅弁を食べながら待っていると、「サンライズ瀬戸」が入線してきました。第一印象はきれい、ぴかぴかです。私は喫煙者なので、6号車へ。これもきれいでした。1階のシングルです。部屋は正直よく使っていた「北陸」のソロに比べ広いって感じはしませんでしたが、ベッドが進行方向と一緒なのはＡ寝台のようでグーです。またコンセントがあり、パソコンが使えるのもありがたい。
検札が終わったあと、車内探検。ソロはシングルと比べると確かに狭いです。1000円の違いですが、私だったら、やはりシングルの方がいいな。A個室は広いです。ただ、正直言えばロイヤルはもちろん、オロネ２５の個室に比べても、綺麗ではありますが、豪華とかいうイメージはありません。とてもビジネスライクなA寝台と言う感じです。のびのび座席はなかなか居心地がよさそうです。この値段でこの設備なら十分合格でしょう。こういう車両がもっと増えてくれるといいです。ロビー室はちょっと頂けません。止まり木みたいな椅子で長くいれるような設備とは思えません。これなら昔の「瀬戸」のロビーカーの方がはるかに居心地はいいです。
部屋に戻り、下着姿でいたところ、横浜駅でホームのおねえさんが怪訝な顔をしていました。もろに下着姿を見られてしまい、ちょっと恥ずかしかったです。その後小田原に付近までには寝てしまいました。関が原近辺で一度目が覚めましたが、その後は岡山まで熟睡できました。ブルートレインのよくある「ガックン」はほとんど無かったようです。
結局坂出でおり、列車を見送りました。
総じて言えば、とにかくきれいな列車設備です。ただ、総じてビジネスライクで「豪華」とか「趣」とかは感じられませんでした。まさに走る「ビジネスホテル」といった感じで、居住性はいいのですが、あえて乗りたいな、という列車でもないような気がします。そういう意味では「北斗星」のような楽しむ列車というより、あくまで便利な列車と言う感じでした。