１１月２日（土）に、博多 - 東京間に乗車しました。私自身は３年ぶりぐらいの寝台列車でしたので、すごく楽しみにしていました。急な出張が決まり、週末ということと、会社のお金（笑）ということもあり、４日前にみどりの窓口へ。その時点でＢ個室ソロの空きは６室ほどありました。進行方向を考えて上段をＧｅｔしました(^^)
当日は、１時間も前からホームに上がり、ソニックやかもめなどを見ながら時間を潰し、さくら／はやぶさが到着するのを待ちました。１０分程度の遅れで到着した列車に乗り込み、さっそく自分の８号車の１４番に荷物を置いて、ロビーカーまで探検に出かけました。小学生ぐらいの家族連れや、年配の方など、数名の方がくつろいでいました。
個室に戻ると、さっそく博多駅構内のお店で購入しておいた白米（笑）に、アラの刺身と生ウニを乗せて、九州独特の濃い目の刺身醤油をかけて頂きました。これは私が寝台に乗るときの定番で、駅弁を買わずにいつもこんな感じです。札幌ならイクラの醤油付けと白米、確か青森のときはウニと刺身と白米・・・。今回は九州ということで、アラの刺身にしてみました。かなりお勧めです。
ビールを飲みつつ外を眺め、２３時ごろに就寝しました。電車の揺れは意外と感じなくて、朝の放送開始までグッスリ眠ることができました。運転手さんの腕なのか、上段だからなのか、私が鈍感なだけなのか・・・は定かではありませんが。
朝の放送は６時４０分ごろだったでしょうか。放送で目が覚めました。７時過ぎには名古屋について、社内販売が始まりました。男性がお弁当やホットコーヒーなどを販売して歩き、その後はロビーカーで営業を続けていました。
途中で新幹線に追い抜かれるシーンもあり、新幹線が走る時代に、特急とはいえ、のんびり走る寝台特急も良いものだと感じました。特に、景色をゆっくり眺めることができるのは、現在においては非常に贅沢な時間の過ごし方に感じられました。雪化粧した富士山やみかん畑など、季節感を感じることもできました。
時間が経つにつれ、東京着が近づき、長いようで短かった寝台の旅は終わりました。これだけ時間を贅沢に使って、新幹線より安いなんて・・・(^^;また機会があれば乗りたいと思います。