9月21日に急行きたぐに（大阪→新潟）に乗りました。理由は衝動的に乗りたくなったから…。
切符は乗車の10日程前に購入しました、三連休の初日でしたが希望のB寝台下段が取れました。日本海が見たかったので駅員に「海側の寝台にしてください」と言うと、「え？ B寝台は片側が通路だから向きは無いと思いますけど…」どうやら駅員は583系の事をよく知らなかったらしい、しかも「寝台車だったら走るのは夜だから景色はあんまり見えないと思いますよ」ちなみに見所の親不知付近は5時過ぎに通り、直江津到着が6時頃なのでこの時期だったら充分景色を楽しめます。駅員の言動にちょっとだけムッとしたけど、希望の切符が取れたのでまあよしとしよう（但し海側か山側かはまだわからない）
そして乗車当日、車内に乗り込みまず自分の寝台、9号車1番下を探しました。残念ながら山側でした。他の車両を見てみたらA寝台B寝台とも偶数番が海側で奇数番が山側でしたが先頭の10号車だけは逆でした。乗車率は8,9割位だったと思います。
三段寝台は想像以上に天井が低かったけど、下段のベッドの巾はA寝台と同じなので寝てしまえば結構ゆったりできます。また窓際だけ天井が高くなっているので、そこに頭を入れれば座って景色を見たり、飲食することも充分可能です。寝台は結構凸凹していました、1BOXカーのフルフラットシートみたいな感じです。各車両に更衣室がついていましたが、誰も気が付かないのか利用する人はほとんど無く、通路で浴衣に着替えている人も数人いました。
やっぱり日本海が見たくて、泊を過ぎた辺りからグリーン車にあるロビーで過ごしました。ここはグリーン券が無くても利用できるのですが、知名度が低いのか時間帯のせいなのか他に誰もいませんでした。グリーン席とロビーとは、仕切りも無く同じ室内にあるので、深夜に大騒ぎすることはできませんが、天井がやたらに高くとても開放的なので、窮屈な寝台に疲れた時はここで息抜きをするのもいいと思います。
直江津からは自由席にも座ってみました。かつては特急に使われていた583系ですが座席はボックスシートなので、足元がちょっと広い事以外は普通列車とは大差無い感じでした、むしろ頭上にある収納された寝台でなんとも言えない圧迫感がありました。噂通りの窮屈な電車でしたが、一般的な開放B寝台に乗るより楽しめる電車でした、機会があったらまた乗りたいと思います。