週末にかけて讃岐うどんを喰いに行こうという無謀な計画でした。以前は若かったし時間も取れたので自分の車で行ったのですが(これもまた無謀でしたが)、今回は仕事がどうしても抜けられず、土日のみの参戦と相成りました。一緒に行く友人は1日早く現地に入りしていましたが、私と配偶者は土曜に合流となりました。
土曜の朝1の飛行機は得割なら安いものの、羽田0650発に乗るにはかなり気合いが必要です。先行組との合流は昼前になってしまいます。現地の製麺所の朝は早く、そんなんではS級店は味わえません。圧倒的な安さを誇る夜行バスは東京を出るのが意外と早く、出発2週間前の時点では満席・・・・。
で、夜行列車に乗ってみようということになり、このサンライズを利用してみました。なにより出発到着時刻が自分にピッタリです。当初、JR東日本のwebを漁っていたのですが、センスの全くない構成で極めてわかりづらく、発狂しそうになりました。こちらのページは大変よくまとまっており、非常に理解しやすいです。だいぶ助かりました。週末の金曜発ということもあり、職場に近いJTBで調べてもらいました。目的のサンライズツインは残り1室とのこと。その場で速攻gets。
出発時は配偶者ともども仕事が遅くなり、東京駅に着いたのは2140でした。慌てて駅弁とビールを買い込んでホームに走りましたが、まだ来る気配すらありません。。。出発10分ぐらい前にようやく入線してきました。夜行だから青かと思っていたら、昔の東武の特急みたいな色ですね。。。毎朝泉岳寺のあたりで見かける不思議な蒲鉾がこの列車だとは思いもよりませんでした。
発車してから大森のあたりで検札が来ました。今日は満室ですよ〜とのお言葉。いいお値段するのに、ちょっと意外でした。で、サンライズツインなんですが、部屋自体は案外広く、内装はそれなりに綺麗でした。ベッドの長さには私にはちょっとギリギリでしたが、配偶者にとっては長さは問題なし。幅がもうちょっと欲しいところ。いっそダブルにできるようになっていれば広く使えるのに。
窓を開けると確かにホームが丸見えで、横浜駅では他の人に相当興味をもたれてしまいました。まぁ気になるのはわかりますが^^;。大船ぐらいまでは常に人の目が気になりますね。大船を越すと、電車の速度が速くなり、ホームにほとんど人影が居なくなるので気にならなくなりますが^^;;;。
騒音は全然気になりませんでした。飛行機は論外として、バスよりずっと静かです。以前乗ったシュプール蔵王に比べ・・・ること自体が間違いですね。あれも夜行でベッドがありましたが、うるさいし狭いし最悪でした。
全開走行時にはかなり揺れます。かなりキツい揺れだと思います。前後上下にはほとんど揺れないのですが、特に左右にコンッコンッと全身が振られます。最初から最後までほとんど飛ばし気味に走るので、人によっては寝られないかも知れません。
熱海で隣室の人が乗ってきたのですが、最初こちらを開けようとしてかなりビックリでした。そのあとの駅は記憶にありません。寝てしまったんでしょう。運転手がどこかで変わったのか、停車時のブレーキがキツく感じるようになりました。車でいえばサンデードライバー並みのような・・・。
一旦配偶者を起こし、シャワーを浴びに行きました。シャワールームは意外と広くてびっくりです。私と配偶者が同時に入れました(^^;;;;;;;2枚のカードを連続で使ってしまいました。(お湯を沸かす時間が間に入りますが、3分ほどでした)
出ると他のお客さんが一杯通路に居たので、やべっ、待たせすぎたかっ。と思ったら、姫路で降りる人たちでした。けっこう居ましたね。その後もう一度意識を遠のかせ、気づくと岡山を出発していました。
どうやら姫路〜岡山間で濃霧により減速運転、岡山を駅を出発したのは10分遅れだったそうです。そこから運ちゃんが気合いを入れ始めたのか、猛烈な速度で景色が横スクロールします。通過する駅の駅名が読み取れません。今までで最大の横揺れを発生しながら、霧を強引にかき分けて瀬戸大橋を突破していきました。高松についたときは3分遅れまで挽回していました。
友人がレンタしてきたカローラの乗り心地がとても良く思えました。三半規管が相当やられたようで、金毘羅山の奥の院まで体が揺れていました。慣れれば平気だと思います。
ちなみに2日間で11件うどん店を遍路しました。腹の中は大変なことになっています。帰りの飛行機は離陸から着陸まで前線の中でこれまたグロッキーになりました。なお、配偶者はカシオペアに乗ってみたいと吐かしております。。。。