こんにちは。
１１月１４日（金）に大阪に出張となりました。つい２週間程前にも、大阪へ行ったのですが、ここのところ新しい仕事の関係で、来年１月位まではしばしば大阪へ行くことになりそうです。
今回は１１時３０分頃に新大阪で取引先と待ち合わせでしたので、新横浜９時１３分発の「のぞみ１７５号」に乗り、新大阪に１１時３０分に着きました。取引先と落ち合い、駅で昼食を済ませました。
今回は「北伊丹」まで行くので、再び改札を通り新三田行きの電車に乗るべくホームまで行ったのですが、ちょうど向かいのホームに、大阪を１２時に出発した札幌行き「トワイライトエキスプレス」が到着しました。姿を見るのは３回目でしょうか。横浜に住んでいる限りはなかなか機会はないでしょうが、是非一度乗ってみたい列車の１つです。「羨ましいな・・・」と思いつつ出発する姿を見送りました。
仕事は順調に進み、１７時位に大阪駅に戻り大阪環状線に乗る取引先を見送りました。実は今回は帰りの切符は購入しておらず、新幹線で今日中に帰ろうか迷っていました。このまま、新大阪まで行こうかと思いましたが、ふと、前職の後輩に連絡を取ってみようと電話しました。飲みに行こうかと誘うと、快く応じてくれ１９時に心斎橋で待ち合わせることにしました。
さて、そうと決まれば帰りの切符手配の為、大阪駅のみどりの窓口へ行きました。列車はどれにしようかと少し迷いました。寝る時間を考えると「銀河」がベストですが、ゆっくり後輩と飲むことが出来ないので、「サンライズ」にしました。この「サンライズ」は過去「シングル」「ソロ」と経験しているので、今回は節約する意味もありましたが「ノビノビ座席」を体験したく思い窓口に申し込みました。ところが何と満席。「ソロ」も満席。ここで「あさかぜ」のＢ寝台にしようかと一瞬考えましたが、結局「シングル」にしました。４室しか空いていませんでしたが、階下室をリクエストしました。「サンライズ」は過去３回利用していますが、全て階上室でした。階下室がどんな感じか確かめたかったのです。結局、１４号車２番の寝台券をゲット出来ましたが、今日は週末とあってほぼ満室のようです。
ソニータワービルの前で、１９時に待ち合わせ焼き鳥をつまみに約２年ぶりの再会に話がはずみました。２次会は前にもご紹介しましたが、「Ｉｔ ｉｓ」というクイーンズコートにあるバーに行きました。ここは私の好きな「シングルモルト」のウィスキーが結構揃っており、それぞれ違う個性の味を楽しみながら時間ぎりぎりまで過ごしました。
御堂筋線心斎橋駅２３時５８分発の最終１本前の梅田行きに乗り、後輩は途中の淀屋橋で下りまたの再会を約束し別れました。大阪駅に到着し、酒は前もって買ってあったのでコンビニでつまみを買いました。そして１１番線に行き到着を待ちました。乗車待ちの方で、ホームのベンチは全て埋まっていました。
先に「あさかぜ」が到着し５〜６人の方が乗り込みました。この時、写真を撮っている小学生高学年らしい２人組が目に止まりました。この２人組は車内に入ったので、乗客かなと思ったのですが突然走って降りてきたのです。そしてドアが閉まりました。どうするのかと思いましたが、２人組はホームの神戸側に向かって走り出しました。どうも、ただの鉄道ファンのようです。案の定、入線してきた「サンライズ」の写真も撮っていました。それにしても、週末とはいえこんな時間に何をしているのか。出発直前の列車に飛び乗ってみたり、非常にあぶないと思います。もう既に、神戸，京都方面共、最終電車は出てしまっています。どうやって帰るのだろう。親はいったい何を考えているのだろうと思いながら、一番前の１４号車に乗り込みました。
大阪からは２０人近くの乗客があったように思います。すぐに２番のシングルに向かいました。隣の４番、その向かいの５番は親子連れでしょうか、何やら小声で話しをされていました。私は軽く会釈をして個室に入りました。
ドアを閉めたとたん、「サンライズ瀬戸、サンライズ出雲号東京行きです。まもなく発車致します。」と車内アナウンスがあったのです。確か、サンライズ号の最終アナウンスは姫路出発後だったのではないでしょうか？ 過去、岡山から１回、三ノ宮から１回、大阪からは２回目ですが、これは初めてです（だと思います）。もう、夜中の０時３０分を越えています。この放送で起きてしまった方もいるのではないでしょうか。これには少々びっくりしました。
さて、「シングル」の階下室ですがこれはまた独特の視界といえます。大阪を出発した後、新大阪、東淀川、吹田と通過して行きますが、窓の下部とホームの位置がぴったりと合っているのです。つまり、駅通過時に、乗車個室側が通過駅のホーム側であった場合、目線を窓の下部に合わせると何ともいえない感覚を味わうことが出来ます。そしてホームに停車した場合のことが気になりました。スカートをお履きの女性の皆さん、「サンライズ」が到着した際にはくれぐれもご注意を・・・
高槻を通過中に、長崎，熊本行きの「さくら・はやぶさ」とすれ違いました。「ピー」という、電気機関車独特の警笛が聞こえました。こういった情景も旅の楽しみの１つです。買ってあった酒を飲みながら、階上室とは違った景色を楽しみました。京都を通過したところで寝床に就きました。階下室の方が線路に近いからでしょうか、何となくガタンゴトンという音が気になりましたがすぐに寝入ってしまいました。
翌朝、６時２５分頃におはよう放送で目覚めました。外は曇っていました。家族と出掛ける予定にしていましたがちょっと難しいかな、等と考えながら顔を洗い身支度を整えました。横浜には定刻通り６時４４分に到着。私と同じようなビジネスマン風の方達が結構下車しました。
それにしても、今回で４度目の「サンライズ」の乗車ですが、全て「瀬戸」でした。切符を申し込む際に「サンライズ瀬戸，出雲」と「瀬戸」を前に記入するからでしょうか？
次回は「出雲」を指定してみようかな。でも私は、横浜で下車して地下鉄に乗り換える為、一番端戸塚寄りの出口を利用します。「瀬戸」が前になるので、ゆっくりホームを歩きながら東京に向かう列車を見送ることが出来ます。特に今回は１４号車で一番前だったので、ホームの端から端まで歩きます。ホームの中頃で出発し、出口に着く頃は最後部がちょうどホームを離れて行きます。そういう意味ではやはり「瀬戸」の方がいいかな。というより上りの乗車ばかりなので、「一度は、高松か出雲市まで行かんとあかんやろ。」と変なことを考えながら帰路に着く私でした。