いつも楽しく拝見させてもらっています。平成15年12月に、札幌から青森まで急行はまなすを利用しました。寝台利用ではありませんが、お許し下さい。
今回は、妻の実家がある秋田市への帰省が旅行の主な目的ですが、妻と子供は一足早く飛行機で行くことになり、私は仕事の都合もあったため、急行はまなすを利用して冬の北東北小旅行も兼ねることにしました。
年末の繁忙期ということを予想し、発売開始前日に駅旅行センターに行き、カーペット車を第１希望、Ｂ寝台を第２希望で予約したところ、翌日「カーペット車がとれました！」のありがたい返事がありました。
師走は、多忙かつ、あっと言う間に過ぎ、乗車日を迎えました。切符に記された席番は17番、このＨＰの乗車記26の方と同じ席！私も、この席は荷物置きがすぐ横にあり、広く使えて快適でした。１人分のスペースは、横幅は２段Ｂ寝台と同じくらいで、長さは身長182cmの私でも、通路に足がはみ出ることはありませんでした。横になった状態で、顔から腰くらいまでは、隣席とカーテンで仕切られており、枕に毛布、そして頭上には読書灯もありました。
乗車当日の急行はまなすは、Ｂ寝台車３両、指定席（座席車）４両、指定席（カーペット車）１両、自由席（座席車）２両の10両編成で、私の乗ったカーペット車は満席、指定席（座席車）は、ドリームカーと普通の座席車が混在していました。
今回は、乗車前に軽く一杯やっていたので、寝酒は控えめにして苫小牧発車と同時に横になりました。寝心地は個人差もあると思いますが、私の場合、２段Ｂ寝台よりは若干劣るながらも、横になって寝られるので、朝になって体が痛いということは無く、Ｂ寝台車6,300円、カーペット車（指定席券）が乗継割引で250円であることを考慮すると、十分満足でした。
これまで２度乗った急行はまなすは、１度目は暖房故障の座席車で震えながらの、２度目は隣席のいびきで眠れぬドリームカーの一夜を経験しているため、個人的にあまり良い印象が無かったのですが、３度目の正直で、今回は快適な乗車となりました。
５時３５分に青森到着。大半の人は「つがる」や「いなほ」に乗り継いでおり、駅出口へ向かう人は僅かでした。レンタカー開店までに時間がたくさんあったので、ヒマつぶしに駅周辺を散歩していると、市場が開店準備の真っ只中で、津軽ことばが威勢良く響いていましたが、開いている食堂等は見当たらず、駅前通りにある「ガスト」が７時から開店していたので、ここで朝食。
レンタカーを借り、酸ヶ湯温泉・谷地温泉を巡った後、特急かもしか６号で秋田へ向かったのでした。今度は家族でトワイライトEXP.に乗りたいなぁ・・・