こんにちは。はくつる８１号乗車記以来、約１年半ぶりに投稿させて頂きます。昨年の３月に四万十川へカヤックをしにいった時にサンライズ瀬戸号に乗車しました。
１．指定券を取るまで
今回は別の友人と２人で四国に行ったのですが、２人だからこそその空間を楽しめるサンライズツインを使うことにしました。
いつものびゅうプラザの所長様も「平日月曜日の出発なら多分取れるよ」と自信を持っていて、難なく進行方向（東京発の下り）にちょうどよく頭を向けて眠れる４号車２番の禁煙ルームを希望通り１ヶ月前の１０時に押えてくれました。
所長様、いつもありがとう！
２．乗車するまでの思い入れ
はくつる８１号で経験した、寝台列車の持つ幻想的な空間。しかも今回は２人用のオシャレな木目調の個室。さらにはシャワールームもあるというのだから、期待が膨らみ続けました。ほどちゃん様のホームページを何度も参考にいたしました。
３．当日の雰囲気
今回のサンライズエクスプレスは５８３系と違って絶滅するわけでもないのだから、東京駅には鉄道ファンなどいないだろうと勝手な予測をしていたのですが、やはり寝台特急なのですね。２，３人の方がカメラを構えていました。
東京駅は上野駅と違って新幹線のホームが近くにあるせいか、華やいだ雰囲気がありました。それと湘南ライナーや通勤快速で家路につく方が目立ち、上野駅地上ホームにある旅立ちの演出舞台という感じはあまりなかったです。
４．乗車中
サンライズツインに入って友達が「この料金でこんな広い部屋を使っていいのかぁ。」と大満足。私も予想通りの居住性に大満足。
友達が持ってきたビールを２人で飲んでいたのですが、彼は顔を真っ赤にしていました。その上、融けた氷を床にこぼしてしまいちょっとしたハプニングも起きてしまいました。
シャワールームも使いましたが申し分ありません。ただびっくりしたのは、使用後に押すボタンです。何となく押したのはよかったのですが、シャワーから液体（消毒液でしょうか）が出るわ、脱衣所の床下からいきなり大きな音を立てて風が吹くわで、一人でかなり焦ってました。自分の経験を友達に伝えて、彼は何の焦りもなく翌朝シャワールームを満喫したそうです。
消灯してもなかなか寝付けず、友達を残して１人ミニサロンへ。ほどちゃん様のホームページで度々話題になる「宴会騒ぎ」があるのかなと心配していたのですが、杞憂に終わり一人で幻想的な空間を独り占めです。夜の街の光が素敵でした。このミニサロンは夜眠れない時のためにあるような気がしました。
眠りについて、起きたのは姫路に到着する前でした。それからはベッドでゴロゴロしながら瀬戸大橋通過を待っていました。
瀬戸大橋にさしかかり、サンライズ瀬戸は軽快に橋を通過していました。海を渡る寝台特急。しかも個室でそれを堪能しているのですから、贅沢な空間を私たちは買ったものです。サンライズ瀬戸号は無事に高松に到着しました。
５．まとめ
サンライズエクスプレスは本当に優雅な列車でした。全ての寝台が個室というのがやはり魅力なのでしょう。高いお金を払ってでもまた乗りたい寝台特急です。