5月やっと念願の「カシオペア」に乗車できました。しかも「上野発スイート1号車1番」「展望タイプ」です。知り合いの方に譲ってもらったものです。
上野駅には結構前に到着し、ここの情報を基に車内販売がない焼酎などをゲットして、入線時間の10分前にホームに到着。ホームには既にたくさんの人々・・専用の待合？に団体らしき方々がいらっしゃいました。私たち（2名）は単独だったので一番隅のほうにお一人でいらっしゃる方のテーブルへ「よろしいですか？」「どうぞどうぞ」とやさしい言葉に甘えてひとやすみ。
さて、入線の時刻。定刻に「展望スイート」を先頭に「カシオペア」がやってきました。私の相方が買ったばかりのデジカメで撮影。「今までの寝台と違う！！」と感激してました。ちなみに乗ったことあるのが「なは」と「富士」当然かなと僕も感動！このホームページなどの写真はみてましたが、実物も最高でした。「この部屋すごいね」と相方・・・実はまだこの部屋だと伝えてなかったのでした。二人で荷物を抱えて4号車辺りまで移動し、その間外から車内見学。その間も見える「部屋」に二人して感激「すごい・すごい」の連発。そのまま乗車。
4号車から色んなお部屋やダイニングカーなど撮影（勝手に・・すいません）しながら「素敵！！すげえ！！」なんて連発しながら1号車まで移動。さすがに1・2号車は全て「スイート」だけあって相方はもう言葉もでない位でした。少しメゾンネットにお邪魔してこの部屋の素晴らしさを体感！2階部分の景色の良さに「すごいね！」実は僕は彼女に「今回2階じゃないんだ」と伝えてたので少し、うらやましそうな目をしてました。僕は内心「ふふふ」と想ってました。
そしていよいよ「1号車1番」です。通路の突き当たりです。ドアを押して開けます。「すごい！！この部屋！なにこれ！」と彼女。「一番いい部屋だよ」と僕。「すごすぎ」と彼女。で「じゃあ、荷物置いて散策に行こう！」と僕。「えっ荷物置いて？」そのあとの彼女の反応はご想像にお任せします。
この部屋最高なんですが、とにかく皆様の撮影がすごい。逆の立場だったらと荷物は見えないところに置いて、ソファとベッドの間のカーテンも引かず、ベッドメイキングもそのままに泣く泣く部屋を後に・・・散策開始。車内から車外へ先頭の機関車を撮影。リビングカーでも撮影。リビングカーではすでに2組の家族がいらしゃって男性の方は乾杯状態でした。
いよいよ出発と、部屋に戻りましたが、まだ車外では撮影中で、ベッドの奥でひっそりしてました。で、定刻に出発！ようやくソファに座って、ホームの人々に手を振りました。すぐにウエルカムサービスが届きました。「夕食はこちらでのご予約ですね」と丁寧な対応でした。念のため「ダイニングは空いてますか？」と質問したところ「確認しましょうか？」でもすかさず彼女が「ここでいいです」と。確かにそうかも。（実はここの掲示板でアドバイスをしてもっらってました。らほさん、らすかるさん、福原さん ありがとうございました）
ウエルカムサービスをたしなんだころ夕食が運ばれてきてまたまた感激！懐石がうまい！しかも熱々！たいしたものだと関心してました。食事の後、片付けにみえて明日の朝食の案内がありました。一応早起きして頑張りますと答えたのですが、またしばらくしてお見えになって「本日は満席で御座います。ダイニングですとお待ちになる可能性がございますが、こちらにご準備しましょうか？」とアドバイスにお見えになりました。確かにこの部屋でもいいかなとお願いしました。当初は夕食は「フレンチ」朝食は「洋食」と計画したのですが、この景色を堪能するにはベストな選択のようです。
流れる景色がだんだん夕闇に染まっていく感動は最高でした。ただ、やはり途中の停車駅でも多少の撮影にはあいましたが、お酒も手伝っておおらかになっていました。ソファに設置してあるテレビはいらない感じもしました。ずっとナビにしてましたがほとんど視界に入りません。といいゆうか景色の邪魔？そんな感じ。ベッドの脇にあってもいいかなとも想いました。
仙台を過ぎた辺りでダイニングに足を伸ばして、ワインなんぞをたしなみました。カシオペアでしか味わえない雰囲気ですね。やわらかなオレンジ基調？のバーでゆられながら結構酔ってしまいました。しかも残ったワインとチーズを部屋まで運んでくださいました。すばらしいサービスです。
リビングカーではたくさんのグループが楽しんでありました。頑張って走ってる機関車にゆっくりでいいよ！と声をかけてあげたくなりました。思い出帳（名前が不明）が備えてあって結構真剣に読んでしまいました。みなさんとても楽しい旅の思い出と感謝のノートでした。ここのみなさんも登場しているのかなと・・（ちなみに彼女は朝方書いてきたそうです）ところが・・・部屋に戻ってしばらくして寝てしまいました。・・・・
気が付いたら外は海でした。夜が明けていました。しかも逆送もしていない・・・なんてことだろう・・飲み過ぎです。後悔ばかり・・ですぐに朝食が運ばれてきました。北海道に入ってからはなんとなくゆっくり走っている気がしました。その海と山の景色を眺めながらの朝食は二日酔いもなんのその！って感じでまたまた美味しいご馳走を頂きました。
車内放送の度に「札幌」と言われるをビクビクして聞いてました。見える景色の説明とかあって「ほっ」としながら残り少ない時間を過ごしてました。
僕はちょっと二日酔いで利用しなかったのですが相方は「シャワーもすごい！あのバーはよく出来ている」と関心してました。 でも運命の時刻はやってきて「定刻通り」カシオペアは札幌に静かに止まりました。最後にお世話になった部屋を車外から撮影してホームを後にしました。とにかに感動の旅になりました。
ちなみに帰りは「北斗星」です。また投稿します。