北海道旅行の帰りに、北斗星4号のソロに乗りました。日付は2004年6月19日（日）B個室ソロ、4〜6月の変則運用中で2,3,4号車にはJR北海道の車両が入っており、その珍しいパターンの3号車3番個室（階下）でした。上りの北斗星乗車は96年3月以来8年3ヶ月ぶりで、札幌から乗るのは今回が初めてでした。この日はSLすずらん号運転日で、片道だけですが乗車してきました。その際留萌駅でリンク先である北斗星の家HPの常連さんと偶然会い、話をしていると私と同じ4号で上野まで乗って帰るとの事で、少々ビックリしてしまいました。
札幌駅5番線に19:04入線してきました。早速自室に荷物を置いて、食堂車にシャワーカードを購入しに行きました。早目に利用したかったので20時からの回の分を購入。札幌駅ホームには、北斗星の家の常連さんが数名お見送りに来て下さいました。19:27定刻で発車後、すぐにディナー開始の放送がありました。その際本日のディナーは満席の為パブタイム開始の時間が遅くなりそうです、との案内もありました。JR北海道所属の車両だった為、個室のカギはカード式ではなくて、キー方式でした。札幌を発車して割とすぐに車掌氏が検札時にカギを持ってきてくれました。
20:30にシャワーを終えて自室に戻った後、チャットをやったりして、21時頃にパブタイム行くのに備えて、知人と待ち合わせていた6号車ロビーカーに移動しました。ディナー開始時の放送にもあったとおり、中々パブタイムが始まりません。21:30になってようやくパブタイム開始の案内放送があり、すぐに7号車グランシャリオに移動、難なく2人分の席を確保できました。夕食がまだだったこともあり、ビーフシチューセットを選び、ライスorパンはパンを、食後のコーヒーor紅茶はコーヒーにし、あとは乾杯で生ビールを飲みました。パブタイム中はそれほど混雑していませんでした。北海道での旅行話などで盛り上がった事もあり、23時の閉店ギリギリまで食堂車にいました。営業終了後は2人でロビーカーに移動し、函館の夜景などを眺めながら歓談が続きました。
前日、前々日と道内で友人との深酒が続いた事もあり、この日は函館発車後24時頃に就寝のため個室に戻り、すぐに床につきました。部屋は3号車3番、車端部で揺れが大きいと言われる場所でした。実際他の個室（以前乗った列車）よりも揺れてるなあとは思いましたが、青函トンネル内は全く記憶が無く眠れたので、個人的には睡眠に支障はなかったと思います。その後4時頃、奥中山高原駅付近で目が覚めたのですが、夏至の時期ということもありすでに夜が明けていました。盛岡到着まで景色を眺めていましたが、こんなに早くから起きていると寝不足になってしまうので、4:40頃盛岡を発車後に再び眠りました。
松島の景色を観るために6:15に携帯のアラームをセットしておいたのですが、それよりも前、6:10頃小牛田駅を通過時に目が覚めました。天気はそれほど良くなかったのですが、松島は一応見えました。また、塩釜-松島間は仙石線と線路が併走しているのを目視しました。時刻表の路線図でも併走というか、一旦仙石線が山側になっています。ちょうどその頃、おはよう放送が6:33に松島通過辺りでありました。おはよう放送に引き続き食堂車グランシャリオ朝食営業開始の放送もありました。和朝食は、準備の都合で7:30以降になること、仙台で駅弁等の積み込み有り、車内販売も実施する、といった案内でした。
朝食もせっかくなので郡山あたりを走行中（8：30頃）食堂車に行き、洋朝食を食べました。ダイヤは至って順調で、宇都宮発車後10時過ぎに車掌氏が個室のカギを回収に来ました。大宮を過ぎると通勤電車が多く走るような見慣れた風景になり、11:12定刻で上野14番線に到着しました。
今回は、1人で乗車のつもりが、思いがけず知り合いとの同乗となり、上り北斗星久々の私にとっては風景のポイントや通過場所の推定時間、その他諸々のお話を乗車中に生で聞けた事、また旅行談義で盛り上がったこともあり、とても楽しく旅の終わりを過ごすことが出来ました。