２年くらい前から乗りたかった寝台特急さくらに８月８日に東京から乗車しました。はじめはＢ個室のソロに乗りつもりでしたが夏休みのため満席で仕方なくＢ寝台に乗ることになりました。時刻表には東京発車の１０分前つまり１７:５３に入線と書いてありますが１２分くらい前には入線してきました。今回は寝台を楽しむのではなくロビーカーになるべく長い時間いようと決めていたため一人だけ最初からロビーカーに乗り込みました。ロビーカーは青色の椅子でまとめられていました。窓際の４人席のほうに座りました。発車する３分くらい前になると他のお客さんが来ました。発車前の車内放送によるとさくら・はやぶさ号は満席だといっていました。しかし、東京から乗り込むお客さんはあまりいませんでした。ロビーカーには自動販売機がありました。水やお茶が販売されていました。種類があまりないので乗車前にお好みのものを購入しておくのもよいでしょう。夕食はロビーカーで食べました。椅子はすわり心地がよくふかふかでいい気分でした。
車内の探検に出かけました。まずは、はやぶさ号に連結されているＡ個室のシングルＤＸからいきました。乗車されていない個室はドアが開けてありました。ドアのロック方式はテンキーロックで好きな番号を四桁入れるらしいです。洗面台があるためさくら・はやぶさ・富士のロゴマークが印刷されているタオルが置いてありました。Ｂ寝台はさほど狭くはなく家族連れはなかなかよいでしょう。続いてはＢ個室のソロです。ソロは上下の個室があり廊下の入り口は自動ドアです。ソロのロゴが入っていました。シングルＤＸほどは広くはなかったです。しかし、これもなかなかいい個室でした。鍵は普通のキーで終点が近づくと車掌さんが回収しに来ていました。話は変わりますが時刻表に書いてある停車時間ですが一分でも三十秒くらいしか停車していないのでホームに下りるとかなり危険です。首都圏のように発車ベルはなく笛で発車を知らせます。列車は名古屋に着き後部の客車の写真を撮りました。乗車しているお客さんの他に鉄道ファンの方が数名来ていました。夜も遅くなったので岐阜を出て寝ました。
朝は４:３０ころ起きました。車内販売は徳山（６:５０）からです。５時ごろにロビーカーに移動しました。しばらく車窓を楽しみました。さて、昨日車内探検をしたためいろいろ車内のことがわかりました。
・コンセントについて
コンセントはＢ個室ソロの洗面台に２つ差込口がありました。特にＷ数の制限がないため使用しても大丈夫でしょう。しかし、ドライヤーは１０００Ｗを越えるものが多いため使用を避けたほうがいいでしょう。ロビーカーには車内販売カウンターのコンセント差込口があります。使用しているお客さんがいましたが業務用のため使用するのは乗務員と方に迷惑でしょう。ですからここのコンセントは使用するのはやめておいたほうがいいでしょう。
下関で機関車の交換をおこないました。停車時間は５分ありますが連結風景を写真に撮る方は連結終了しだい発車まで時間があまりないので少し急いで車両に乗り込むことをおすすめします。門司も同様です。さくら号利用者の方で博多をすぎてロビーカーにいると車掌さんが来て鳥栖到着前に移動してくださいと知らせてくれます。とうとう、鳥栖ではやぶさとお別れです。長い時間楽しませてくれたロビーカーとは名残惜しいです。はやぶさ号は切り離しをして６分で発車してしまうので切り離し風景を写真に撮る方は急ぐことをおすすめします。その点さくらはあらためて機関車の交換があるので１７分停車しました。Ｂ寝台に戻ると長崎まで少しつまらなかったです。これは少し要望意見になって申し訳ないですがさくら号のほうが乗車時間が長いのでロビーカーはさくら号に連結してほしいものです。長崎に到着すると３分くらいで回送として車庫にいってしまうので到着前に準備をすましておいたほうがいいです。
長崎まで行かれる方はできるだけ個室に乗車したほうがいいと思います。自分もできれば個室がよかったです。長崎は路面電車や夜景が見れる山。異国情緒あふれく観光名所が多くあるため飽きることはないでしょう。飛行機ではなくゆっくりと寝台の旅は格別です。また、出発する日は午前中ゆっくりできるため余裕のある旅行になります。ぜひ、一度乗車することをおすすめします。