家元さまのサンライズゆめ号乗車記


家元さまから寝台特急サンライズゆめ号下り(東京→広島:シングル)の乗車記を頂きました<投稿日:04.08.14>

8月の12・13日に広島旅行へ行くため、臨時列車のサンライズゆめ号を利用しました。

7月12日、池袋駅のみどりの窓口へ直行、希望は「シングルデラックス」だったのですが、なんと満室との返事。多分どこかの旅行会社が全部買っていったのでしょう。仕方なく、2号車の25番シングルを買いました。

そして8月12日の当日、出雲号も撮るため、東京駅には20時50分頃着きました。帰省シーズンなので、寝台列車利用客がかなり居ました。

出雲を見送り、21時50分、今度はサンライズ瀬戸出雲が入線してきました。この日は、瀬戸が松山延長でした。今日の寝床となるシングルを覗いてみると、まず狭いと感じました。

サンライズ瀬戸出雲を見送り、数分後、入線放送の後、サンライズゆめが入線して来ました。方向幕が「特急広島」と、列車名が入ってませんでした。

ヘッドマークもテールマークもなく、列車名が入ってないのは、ちょっと味気無いです。気を取り直して、早速シングルへ行ってみると、やっぱり「狭い!」の一言に過ぎません。

そして、サンライズゆめは、22時10分、定刻通りに東京駅を出発しました。揺れが少なく、過ごしやすい環境でした。

できればすぐ寝たかったのですが、車掌の検札を待つため、そのまま待機してました。横浜あたりで、一度トイレへ行き、その後、部屋で待機しました。

でも、一向に来る気配がありません・・・。多分、トイレに行っているときに来たのだろうと思ったので、気分転換にミニサロンへ向かいました。しばらく景色を堪能したあと、個室へ戻りました。横浜〜熱海間で、おやすみ放送が入りました。

でも、興奮しているせいか、一向に眠れませんでした。列車は、沼津に運転停車しました。沼津停車中に、眠りました。でも、一旦豊橋付近で起きてしまいました。せっかくなので、名古屋通過を見てから再び寝ることにしました。

翌朝、起きたのは京都付近でした。まだ始発前だったので、京都駅は閑散としていました。

5時18分頃、大阪に到着しました。窓から見えるホームには、大阪環状線が停まっていました。乗客がみんなこっちに視線を向けています。

明石付近では、本州と淡路島、四国を結ぶ明石海峡大橋が見えました。ここら辺で、おはよう放送が入りました。

結局、昨日検札が来なかったので、切符を持って5号車の車掌室へと向かい、検札を頼みました。ついでに、記念としてタオルセットも買いました。

そしてなんと、姫路付近で、上りのブルートレインとすれ違いました。時刻表で調べてみると、あかつき・彗星号ということが判明しました。姫路から先は、ミニサロンと個室を行ったり来たりしました。

岡山を過ぎると、景色は山ばかりになります。これは、広島近くまで続きます。景色が急につまらなくなったので、疲れがかなり溜まりました。この疲れは、帰りの新幹線で一気に出てきてしまいました。

そして10時ちょうど、定刻に広島へ着きました。そこから山陽本線岩国行きへ乗り、宮島口へと向かいました。そして、17時31分発の新幹線で無事東京へと帰って来れました。

長々と失礼しました。m(_ _)m


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04/08/22追加
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