10月の3連休を利用して日本三景のひとつ宮島へ旅行を計画しました。宮島近辺を回る旅行のプランを練ってどのような切符を使うべきか考えて発売日を待っていました。ところが台風18号で厳島神社が被害を受けている様子。旅行会社の人に聞いても今はやめておいたほうがよいとの回答がありました。そこで行き先を四国に変更し、再度プランを練り直しました。サンライズ瀬戸で高松へでて南風で中村へそこから徳島にでて渦潮を見るプランをたてました。サイバーステーションをで南風を見てみると南風スケッチという列車名があります。南風と同じ時間なので同じ編成にスケッチという列車があるのだろうというのが想像できます。南風にはアンパンマン列車があることは知っていましたが、スケッチとはなんだろうと調べたところスケッチシートという珍しい座席があることを知りました。それでその列車を狙ってみることにしました。しかし、プランが決まったのが１日遅すぎました。ほぼ決まったのがサンライズ瀬戸の発売日を1日過ぎてしまいました。仕事帰りにサンライズ瀬戸のチケットの求めてみどりの窓口に並びましたが、サンライズツインは満席、シングルツインは窓口の方には発券方法がわからないようで端末と格闘し、３人ほどの人が入れ替わり操作していました。後ろにも人が並んで待っているので恐縮しながら待っていると「満席です。」との回答が。他の部屋も聞いてみようかと思いましたが、後ろが並び申し訳ないので明日、旅行会社でお願いすることにしてその日は帰りました。ＪＲの窓口ですので、ＪＲの列車の切符の操作くらいは早くできるようにして欲しいですね。翌日、他の切符と合わせて旅行会社にサンライズ瀬戸、そして保険にサンライズ出雲のキャンセル待ちをお願いしました。また取れなかった時のために新大阪までの銀河とひかりレールスターの切符もお願いしておきました。そして切符が銀河の切符が取れたとの連絡がきましたが、なんとＡ寝台の切符を発券しているではありませんか。。。寝台の種類を確かに書かなかったのですが、普通何も言わなければＢ寝台を取るだろうと思い込んでいた私はびっくりしました。乗車が熱海からなのでＡ寝台ではもったいないのでＢ寝台に変更してもらいました。
それからというものサンライズ瀬戸のキャンセルが出ないか待ち続けましたがまったくでませんでした。結局、サンライズの瀬戸のキャンセルは出ないので銀河で行くことにし切符を受け取りました。乗車券についてはいろいろと計算しました。レンタカーを借りることにしたのでレール＆レンタカーが一番安いようですが、切符を取り直しになるのでキャンセル料を考えると高くついてしまいます。それで周遊きっぷの四万十・宇和海ゾーンを利用することにしました。高速鳴門から高速舞子までは高速バスを利用する予定ですが、通しで買ったほうが安いようですので佐古 - 舞子間は未乗車で切符を発券してもらいました。
出発日が近づくとなんとまた台風が来ているではありませんか。出発３日前くらいに台風情報を見ると四国に上陸するような予報が出ています。どうしようか悩みます。直前まで様子を見ることにしました。出発当日の予報では近畿から関東にかけて上陸の予報が出ています。列車の運休情報も見てみますが、銀河号の運休の情報はありません。これなら大阪までいければなんとかなると思い出発することにしました。仕事を早めに切り上げて新幹線で熱海まで行きます。友人と待ち合わせして熱海の居酒屋で銀河の出発まで時間をつぶします。
出発の２０分前くらいに熱海駅のホームへと移動して列車の到着を待ちました。貨物列車が何度か通過していきます。列車は動いているようです。銀河号も動いているのでしょう。出発時刻直前に放送が流れます。「銀河号は17分遅れて小田原駅を出発しました。熱海到着は0時50分くらいになります。」との放送です。理由はありませんでしたが、台風の影響でしょうか？出発予定時刻を過ぎホームのベンチに座り列車の到着を待ちます。0時50分に銀河号は熱海駅に到着しました。待っていた場所には2号車が止まりました。乗り遅れたらいけないのでホームを少し移動し3号車から乗り込み隣の4号車の指定の寝台に移動します。夜も遅いのでシーツをして寝る準備をします。そうこうしているうちに車掌さんが来て検札を受けました。乗継列車があるので遅れは心配でしたが、夜も遅いので寝る準備も整ったところで携帯のアラームをセットしすぐ寝ることにしました。
翌朝は携帯のアラームとともに目が覚めました。6時40分頃におはようの放送が流れました。列車は30分遅れているようです。静岡で定刻に戻りましたが、尾張一ノ宮 - 岐阜間で貨物列車が異音により点検をしたため遅れているとの放送でした。新大阪では30分ほどの時間を見ていましたが、乗り換えを考えると間に合いません。京都で新幹線に乗り換えれば間に合うかもしれないと考え出しました。しばらくして通りかかった車掌さんに聞いたところ京都7:12の新幹線のあとは時間がわからないとの回答。新大阪までご乗車した方がよいとの回答でした。その先があると話すと次の列車にご乗車下さいとのことでした。また、指定券は変更してもらえるとことでした。でも連休初日だから指定は取れないよなーと。。。荷物になるので時刻表を持っていなかったため、携帯で時間を調べます。岡山でおよそ２時間待ちで南風、あしずりと乗り継ぐと中村に15時過ぎに着けるようです。中村には予定より2時間くらい遅れることがわかりました。新大阪でも時間が取れるなーと思いながら列車は大津、京都と停車していきます。列車は遅れたまま新大阪に着きました。
新大阪で乗る列車を新大阪始発の8時46分発と決めて指定券を変更するため窓口に並びます。台風の影響で東京方面の新幹線は運転を取りやめており現在は徐行運転で再開しているが、いつ運休になるかわからないとの放送が繰り返し放送されています。窓口も長蛇の列となっていました。やっと自分の番がきて銀河が遅れたので変更して下さいとお願いすると列車は満席で指定は取れないと予想通りの回答。仕方がないので全て自由席でとお願いしました。そのときは何も考えなかったのですが、高知で乗り継ぎになるし、周遊きっぷがあるので特急券は岡山から高知で十分だよなーと新幹線の中で気がつきました。新幹線に乗る前に駅弁というかおむすびを購入し乗り込みました。自由席でしたが座ることはできました。
お弁当などをほおばりながら新大阪から１時間少しほどで岡山に到着です。岡山駅の窓口で特急券の行き先を高知までに変更してもらいました。次の高知行きの南風はすぐに出発するとの案内があったのでそのまま乗り込みます。座席は二人分並んでは無理でしたが、一人ずつなら座れるのでそのまま乗車してしまいました。四国に入ると降りる方が出てきて二人で並べる席へ移動しました。小歩危などの車窓を楽しみながら列車は高知駅に到着します。
高知駅に到着し次の中村行きまで１時間ほど時間があるので改札を出て駅ビルの中の売店などを眺め昼食としました。中村ではレンタカーを借りる予定だったので列車が遅れたことを電話で伝え時間を変更してもらいます。高知からはあしずりで中村まで乗車。途中、天気もよく青く透き通った太平洋が車掌に広がります。四国の特急列車は車内販売がないので高知で時間が取れて正解だったと思います。中村に無事に到着しレンタカーを借りて四万十川の遊覧船を楽しみ今晩の宿へ移動しました。２時間遅れたので予定より行く場所が限られてしまいました。また、南風のアンパンマン列車やスケッチシートには乗れなかったのは残念です。が、予定より列車が遅れたおかげで高知によれたりして楽しい思い出となりました。