2005年の1月8日から、JR北海道のいい夫婦パス（グリーン）＋カシオペアオプショナルを使って北海道旅行をし、カシオペアには12日に札幌から利用しました。（関東在住なので、チケットは札幌のツインクルで手配をお願いしました。）北斗星にも乗ったことがないので、カシオペアの＋19000円は割高に感じて北斗星のツインＤＸと迷ったのですが、フランス料理を駅弁に変えてのカシオペア選択は正解だと今では思ってます。
利用したのはツインの上段。圧迫感を感じると聞いていましたが、そんなことはなく、洗面室がついているのが良かったですね。座席の座り心地も悪くないと思います。また、カーナビがついているのも楽しいですね。
ウエルカムドリンク（キャラメルおいしい）で一服した後は、車内を探検。この日は天気が悪く、また日が暮れるのも早いので、ラウンジカーに行っても視界は良くないですが、空いていたので居心地は良かったです。また、扉が開いていたので廊下からそっと覗いたメゾネットタイプの客室はきれいで、主人は「すごいね〜」と言ってました。
バータイムは20時半からとの事で、それまでは部屋でビールを飲んだり、あったか牡蠣飯（地味だけどおいしい）を頂いたり。舞ったりとした時間をすごしながら、「新幹線にしなくて良かったね」と、本当は北海道にへばりついていたい私を慰めてくれるカシオペアに感謝しました。
函館につく頃、バータイムが始まりました。最初はお客さんも少なく、優雅な気分でクラッシックの生とソーセージを頂きました。正直、期待してなかったのですが、味は悪くないと思います。
部屋に戻り、青函トンネルを抜けるのを待ちながら、再びビールでまったり。その後は、いつの間にか寝てました。揺れも気にならないし、ベッドの硬さも丁度良かったので、ぐっすり眠れました。
福島の手前あたりで目が覚める。どうやら、電車は雪で20分ほど遅れたようですが、正直、もっとゆっくり走ってもいいのにという感じ。そのうち主人も目が覚めたので、6時半を待って食堂車に移動。どっちかっていうと、気分は洋食だったのだが、限定という言葉で二人とも和朝食にする。車窓からは丁度日の出が見え、雪景色に映えてとってもきれいでした。
それから、コーヒーチケットを利用するためにラウンジカーに移動。他のお客さんは朝食を取ってるのか、貸しきり状態。景色もそうですが、カーブのときに、カシオペアの前の方の車両が見えるのも楽しかったです。
それから、上野に着くまでは、自分たちの部屋で再びまったり。車掌さんの「遅れましてすみません」という内容のアナウンスが流れるたびに、「いえいえ、もっと遅れてもいいです」と答えてました。本当にカシオペアは快適でした。
乗り換えもなく移動できること、個室でトイレが室内にあることで落ち着けるのも快適の理由ですが、このゆったり感は、他のものではなかなか得がたいものですね。鉄道に興味があまりない主人も家に着くなり、早速他の寝台車をネットで調べてます。おそらく、次の旅行も寝台車を利用することになるでしょうね。