平成１６年１２月１８日、北斗星１号に乗車したことを書きたいと思います。
私の誕生日が１２月１７日、しかもボーナス後のため、その当時同棲していた連れとカシオペヤに乗りたいと思い予定しましたが、１７日は連れが仕事をどうしても外せないという為、運転日の都合で北斗星になりました。すると私の方が札幌についた１９日の翌日、２０日昼に大阪に出張になった為、以前から乗りたかったトワイライトも乗ることにしました。ここでは北斗星についてを書きます。寝台券は７日頃にその時の財布の都合でデュエット、トワイライトはツインをとり、ボーナスが１５日に出てその日に池袋駅みどりの窓口で北斗星、トワイライトともロイヤルに変更してもらいました。空いていてとてもラッキーでした。ただ、ディナーの予約の期限が過ぎていてしまい残念なとこもありました。
そして１８日当日。連れと愛猫「たま」をキャリーケースに入れて上野駅へ。中央改札口付近のうどん屋？で出発前祝いで乾杯！酔っ払い良い気分になりながらも入線時間を調べるのを忘れていて１６時をまわると１３番線が気になって仕方ない。だけど連れは良い気分で飲んでて出たがらない。ここまで私がそわそわしてしまうのは７月にも北斗星に乗ったのですが、そのときもついつい時間ギリギリまで飲んでしまい、１３番線までダッシュ！何とか席（そのときはデュエット）につき、すぐに機関車まで更にダッシュ！写真を撮って列車に飛び乗り席に戻る前に通路歩き中で発車。今回こそはちゃんと入線から見届けたいと思い、何とか店を出たら既に入線済み・・・ま〜前回よりかは良いか〜と思いつつ初めてのロイヤルへ。
扉を開けてみて、いろんなサイトでみた写真通りのものが・・・感動！さすが高級感ありますね。そして間もなく発車というときには二人で席に付き・・「動いた〜！！！」乾杯！旅の始まりです。そしてたまをキャリーケースから出して、たまは備品の物色。そしてしばらくしたら車掌さんの検札と鍵の受け渡し。その後食堂車のおね〜ちゃんがドリンク類を運んできてくれて再び飲みなおし。車窓を見ながら酒に酔いたまと遊び何とも幸せな気分です。
大宮駅に着く頃、たまをたくさんのホームの観衆？に披露しようとしたところ人気のないとこに停車。ちなみに１０号車１１番です。前回デュエットのときは室内上半身裸でいた私に注目の的でしたが、今回は少し残念でした（笑）再び列車が動き始め東北方面に進路をとります。冬の為すでに外は真っ暗。酔いがまわり眠いのと設備の興味から座席下の補助ベッドを出してダブルベッドの完成です。少々引き出すときに腕力要りました。のちに思ったのが翌日乗ったトワイライトのベッドは電動で楽でした。部屋を暗くして外の景色が良く見える状態でウトウト・・・連れとたまと川の字でしばし休憩。
そしてディナータイムあたりで目が覚め、連れはぐっすり寝ているためロビーカーに行ってみることにしました。ロビーカーには２０代半ば〜３０前半の宴会状態の男性４〜５人ぐらいだけでした。前回は夏休み付近であったからか、いろんな人達で賑わっていて、ビールの販売機もありそこで知り合った女性と一緒に飲んだりしましたが、今回はビールの販売機もなく少し寂しい感じでした。
やがてパブタイムになり連れを叩き起し、たまを留守番にしてグランシャリオへ。ビールでまたまた乾杯したあと、確かソーセージとピザとパスタを食べたと思います。味もなかなかなものでした。私は個人的にはクリームパスタが歯ごたえがあって味付けも自分好みでした。そしてウエートレスのおね〜さんにカメラのシャッター押してもらい部屋で留守番のたまのもとへ。
部屋に戻ったら初体験・・・それはロイヤルでのシャワー。ところがシャンプーや石鹸類がない。以前ネットで調べたときはあったような気がしたけど勘違い？一応お湯だけでシャワーすることにしました。ただ気分的にトイレのスペースに裸足で立つのがすごく気がひけました。自分の家のトイレならともかくここは列車のトイレ。
部屋ではたまが荷物棚やシートの背もたれに居るのがお気に入りのようでした。それでも甘えん坊のたまは寝るときは川の字。個室は部屋を真っ暗に出来る為、寝転がりながら外の景色が良く見えます。すごく旅気分に浸れます。しだいにそとは雪化粧へと変わって行きました。いつしか寝て目が覚めたら時間的に青函トンネルのようです。そして北海道！連れに「北海道〜！起きろ〜！」と言っても反応ない為、一人車窓を眺めていつしかウトウト・・内浦湾かな？そこの朝の景色もすばらしく、前回７月のときも連れは寝ていて私がその景色の素晴らしさを話すと悔しがっていた為、起そうと試みたものの・・・
朝の雪景色を眺めながら苫小牧で車掌さんが鍵の回収にきました。石鹸類がないことを話すと「最初から言ってくれればいいのに〜」と車掌さん。ロイヤル始めてだからそんなの予習してなければ普通わからないですよね。そして千歳付近を過ぎ間もなく札幌。そのとき室内が暑くなり、扉を開けて通路の空気を入れて涼しくしようとしたが通路も暑い。汗ビッショリになってきたが涼しくする手段がない。車掌さんが暖房強めたのでしょうか？化粧をしだした連れも暑くて汗かいて大変そうでした。北斗星は１６時間の乗車もあっと言うまに感じさせる列車ですね。そしてやがて札幌駅に。１４時発車のトワイライトの時間まで札幌の街に連れとキャリーケースに入れたたまと出かけていきました。