こんにちは。今回３回目となる「北斗星」に乗車いたしましたので、投稿させていただきます。
１月末に５連休を取ることができ、どこへいこうか考え、「流氷が見えるかもしれない」ということで、網走をメインに、合わせて今話題の「旭山動物園」を見学しようと計画。せっかくなので、この時期なら寝台券を入手しやすい「北斗星」を片道に入れることにしました。しかし、「お金がない」わりには「ロイヤルに乗りたい」という贅沢心もあり、どうしようか悩んでいたところ、東京駅にあるJR北海道プラザで、パンフレットを発見。往路JAL復路北斗星利用で１人ロイヤル＋１泊宿泊で４６８００円というかなりお安いもので、すぐに申し込んでしまいました。１人ロイヤル利用可能なパッケージはいろいろと探しましたが、JR北海道のパックしかありませんでした。
１月３０日（日）当日、札幌駅でまず駅弁を引き換え（パックの中に弁当引き換え券がついていた）、５番線で北斗星４号をお出迎え。２年ぶりのロイヤルだったので、感動しました。スーパーホワイトアローの接続を取ったため、１５分遅れの発車。「まあ１５分くらいなら…」と思っていたのが、地獄の始まりでした。
列車は雪の中をスピードを上げて走っていきます。車内をうろついていたところ、満席だったのは１０号車（ロイヤル＋デュエット）だけ。９号車ソロも空室があり、８号車のツインデラックスは結局上野まで誰も乗車しませんでした。その後ロビーカーでゆっくりしながら、食堂車へ。食堂車の夕食も予約１組だったようですが、姿を現さずにパブタイムに突入。私を含め利用は３組だったようです。私はビーフシチューセットを食べましたが、評判のとおり肉が柔らかく、おいしかったです。いつもなら車掌さんのグッズ販売があるのですが、お客さんが少ないせいか、今回はありませんでした。でも、乗車記念がほしかったので、車掌さんに頼んでオレンジカードを購入しました。
約５０分遅れで函館駅到着。機関車撮影後、就寝しました。しかし、江差線の交換待ち合わせで列車がよく停車していました。青森到着時目が覚めたのですが、そのとき３時２０分過ぎていました。約１時間２０分くらい遅れていたようです。次に目が覚めて時計を見ると６時３０分。いつもならもうすぐ仙台というところですが、風景が違う。ようやく新幹線が見えてきて、駅名を見たら「北上」。遅れが拡大していました。
朝食にしようかと思ってみたものの、「和朝食」は仙台で積み込みなので、仙台まで我慢することに。しかし、朝のラッシュに引っかかり、北斗星はノロノロ運転になってしまい、さらに遅れが拡大しました。時間を潰そうと、２度目のシャワーを浴びようとしたところ、部屋のシャワーが「お湯準備中」と赤ランプがともったままで、使用できず。しょうがなく、仙台までロビーカーでのんびりしていました。ようやく朝食をとり始めたところ、「お急ぎの方は福島駅で新幹線にお乗換えください」とのアナウンスが。さすがに個室の方々はほとんど乗り換えませんでした。しかし、それを見計らったように、福島発車後はほとんどノロノロ運転となってしまい、上野到着が１４時１３分、２時間５０分近く遅れて到着しました。さすがに、ここまで遅れると疲れてしまいました。
遅れはしょうがないのですが、どうせなら駅の停車時間を長くして、買い物をさせてほしかったです。この時期は北海道・東北ともに雪の被害を受けることが多々あります。皆さんもご利用時は行程にゆとりを持って乗車してください。それでは、これで終わります。