わらいぶくろさまのカシオペア号乗車記


わらいぶくろさまから寝台特急カシオペア号(下り:上野→札幌:カシオペアスイート(展望タイプ))の乗車記を頂きました<投稿日:05.02.06>

2005.1月にカシオペア展望スイートに乗車しました。

【動機】
去年(2004)は、おととし暮れに産まれた長男の世話でカミさん自身多忙だったのと、私自身が2004/10に北斗星ロイヤルに乗車して感激した事が刺激になって今回カシオペアの旅に決定しました。

【切符購入】
乗るならスイ - トとの思いが強かったので04.12月、東京在住のK原さんにカシオペアのチケットの事で相談したところ、スイ - ト希望なら力になってくれるとのことで1ヶ月前の発売日に渋谷駅みどりの窓口の早朝受付に5:20に並んでくれて、見事第1希望の展望スイ - トをゲットしていただきました。

まさか展望スイートが取れるとは夢みたいでした。カシオペアスペシャル弁当の手配はいいの?とのK原さんの心遣いに甘えて、お弁当までお願いすることになりました。

K原さんによると、お弁当の発券には時間がかかったようです。ケ - タリング券にはカタカナでフルネ - ムが書いてあります。これで準備万端。出発の日を指折り数えて、まるで小学生です(笑)

【乗車の日】
その日は無事やってきました。ドキドキする気持ちでK原さんと待ち合わせした東京駅へ。ランチ&喫茶を楽しんだあと上野駅に向かいます。しばし五つ星広場でたたずんでいるとカシオペア入線の業務連絡がありホームのそばへ直行!

すると来ました来ました、今日乗るカシオペアが!はやる気持ちで先頭のEF81 - 92へ近寄り記念撮影。う〜んイイネ - 、心はウキウキしっぱなしです。なかなか皆さん順序よく撮影しています。記念撮影後、気になった車内を見学つつホームを最後尾に向かって歩きます。そしてとうとうやってきました1号車。1号車の扉を通り1番個室に入りました。お〜〜広いね - 。それが第1印象。外にはギャラリ - がカメラ片手にフラッシュの連続。恥ずかしいけど僕らもソファーに腰掛けたり、トイレ・シャワーをのぞいてみたり、K原さんにお願いしてホ - ムから車内の僕らの記念撮影をしたりで発車まで楽しいひとときを過ごしました。

そろそろ発車時刻、部屋からホ - ムに出るK原さんにサヨナラしてソファ - に座ります。16:20定刻に静かにカシオペアは動き出しました。なめらかに静かに加速していきます。ホームのK原さんを見つけ手を振り見送りに感謝。だんだんK原さんが見えなくなり、外に出て少しすると北斗星の横を通過していきました。窓の外を流れる風景を楽しんでいるとウエルカムドリンクサービスのアテンダントの方が部屋のチャイムを鳴らします。

とても感じのいい綺麗な方でさすがカシオペアって感じ!モーニングコ - ヒ - と朝刊の時間の確認を取ったあとソフトドリンクの注文を尋ねられます。

子供達とカミさんはオレンジジュースをいただきました。退室際に翌朝の和定食のル - ムサ - ビスをお願いしたところ、「料理長に確認してお返事いたします」と事。しばらくたってOKとの連絡が入り念願の和定食も体験できそうです。アテンダントの方の退室に続いて検札の車掌さん登場。「青森駅での機関車連結の時にヘッドライトが室内を照らしますのでカーテンを使用して下さい」との説明を受け妙に納得。無事検札も終わりました。窓の外の夕焼けを楽しんでると車内販売の合図音が鳴り、前から気になっていたカシオペアのキ - ホルダ - を現物確認して品定め。

革製キ - ホルダ - と、カシオペア&北斗星のヘッドマ - クが両対になっている(現物手に取るまで両対だとは知りませんでした)キーホルダ - をどっちにするか迷ってるうちに両方買うことにしました(笑)

ウエルカムドリンクを頂いて良い気持ちになってると18時より1号車からカシオペアスペシャル弁当の配達との放送が入りました。

18:00時間通りスペシャル弁当が届けられテーブルのセッティングもしてもらい準備完了となったところで「いたたきま〜す」。

やっぱり車窓を眺めながら食べる食事は最高です。弁当自身見た目は小ぶりだけど、具がぎっしり詰まっていて大人でもお腹一杯になります。美味しく頂いたあと、BS放送を見たりNAVIを眺めてりしてシャワーへ。

水圧も確認したところ全く問題なしです。18分間中、大人2名&子供2名&朝シャワ - (大人1名)で11分間使用という感じでした。

一ノ関の手前でパブタイムが始まり、子供と2人でダイニングカ - へGo!ピザ・ソーセ - ジ・ビール・ウーロン茶で雰囲気を楽しみながら、またお食事。これぞ別腹。40分間ほど楽しんでごちそうさま。パブタイムでは半分ぐらい席が埋まってました。部屋に戻りソファ - 部分とのカ - テンを閉め、部屋の明かりを落として雪景色を楽しみます。

舞い上がる粉雪が踏切の明かりに照らされて綺麗に踊っているように見えます。

部屋のスイッチはベットエリアとソファ - エリアは別々に操作できます。全照・半照・消灯と3段階です。少し睡魔が来たのでカシオペア浴衣に着替えて就寝…カミさんに青森駅に着いた時点で起こされました。

外は吹雪です。連結のため係員の方が懐中電灯片手に展望スイ - トの窓の外に見えます。そうしてやって来ました。ED79。車掌さんの言われたとおりヘッドライトを輝かせ僕を照らしながらゆっくり近づいてきます。

そして連結。しばらくして走り出しました。目の前にカシオペアのヘッドマーク。近くで見ると結構大きいです。その後、再度就寝。途中目が覚めたら青函トンネルの中。また寝て次起きたら函館駅でした。隣のホ - ムに北斗星が停車しています。5:15頃、定刻より43分遅れで函館駅発車しました。ウトウトして6時に起床。朝シャワーして着替え、家族を起こしてモ - ニングコ - ヒ - &ティ - 。7時前にル - ムサ - ビスの和朝食登場。カシオペアスペシャル弁当の時と同じくアテンダントの方にセッティングしてもらい準備整ったところで「いただきま〜す」。

量は以前、北斗星で食べた洋朝食比べてボリュ - ムあります。かなり量多いです。食事後、腹ごなしにラウンジカ - へ散歩。端から端までなので結構距離があります。DD51 - 1142の真後ろの椅子に座り「ハイ・ポ - ズ」。雪の中を疾走するDD51はとても力強かったです。南千歳ぐらいで1号車に引き返し、身支度。残念だけどあと30分ぐらいでこのスイ - トともお別れです。良い思い出が来ました。そして43分遅れのまま札幌駅に到着。でも43分余分に乗れて得した気分。最後にホームで雪化粧したカシオペア1号車と一緒に記念撮影しサヨナラしたのでした。

その後はス - パ - ホワイトアロ - uシ - トに乗ってスキ - などを楽しみました。SWAのuシ - トは素晴らしいです。遮音性・乗り心地・100点。JR北海道頑張ってます。


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05/03/13追加
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