今回、春分の日をからめた3連休で、ぐるり北海道フリーきっぷを利用して、北斗星3号ソロに乗車しました。（帰りも北斗星2号ソロでした）
18時頃、上野駅13番線に到着し、入線を待っている間に、知人がお見送りに来てくれました。入線後、荷物を個室に置いて、すぐに食堂車へ行ってシャワー券を買いました。（20:30〜21:00）多くの知人に見送られながら、19:03定刻でガシャーンという衝撃もなくスムースに発車しました。
今回は、変則運用で3号車のソロで、北斗星3号の3号車3番と3並びでした。車端部の階下個室で、昨年6月乗った北斗星4号と偶然同じ部屋番号でした。大宮までの間に、車掌氏検札に来て、カギ（3号車だったので、カギ式でした）を受取りました。
金曜日発ということと、団体ツアーが何組か入っているためか、この日の寝台は満席との放送がありました。19:35頃、ディナー開始の案内放送があり（1週間前の時点で、ディナー満席で取れませんでした）パブタイムはディナー終了後21時以降準備でき次第営業開始、車内販売は20:00〜21:30頃まで車内巡回するとのことでした。
20:30からシャワーを浴びて、21時頃にはロビーカーでパブタイム行くために待機を始めました。新白河通過後、21:25頃にパブタイム開始の案内があり、すぐ行って着席できました。テーブルは10分後くらいに全部埋まりました。ハンバーグセット（ライス）とカクテル2種類をオーダーしました。冬場のせいか、足下の暖房の効きがいいというか、強かったです。22:30福島駅停車中にラストオーダーで、その直前に来た客も居ました。ディナー、パブタイムともに盛況だった模様です。ただ意外だったのは、ロビーカーがそれほど混雑していませんでした。
寝台満席のような乗車率だと、ロビーカーは満席になりそうだと思っていたのですが、パブタイム前後の時間帯、それぞれ2人組で隣りに座れるくらい、席があいていました。部屋に戻り、外の景色を眺めながら事前に用意しておいたビールや焼酎をを飲んでいるうちに、仙台発車も見届けて日付が変わった後、小牛田通過前後あたりで就寝しました。しかし、盛岡を過ぎて3セク区間で花粉症による鼻づまりのせいか、目が覚めてしまいました。いわて沼宮内〜奥中山高原あたりまで起きて外を見ると、雪景色でした。寝不足になると思ったので再び就寝したのですが、今度は浅虫温泉あたりでまた目が覚めました。青森駅での運転停車時は駅構内を眺めていて、その後も蟹田あたりまで起き続けていました。青函トンネル突入時は記憶にないのですが、トンネルを抜ける前にまた目が覚めました。
時計を見ると6時近かったので、食堂車の和朝食を食べるため、起き上がって支度を始めました。6:20頃にロビーカーへ移動して待機、6:30モーニングタイム営業開始放送がありました。案内放送後すぐに食堂車へ移動しました（2人目でした）お目当ての和朝食、初めて食べました。朝の景色を眺めながら美味しく頂くことが出来ました。天気ですが、函館付近では好天で朝日を浴びながら、その後は一転して雪の舞う景色を見ながらと、30分程度の朝食時間の間に、好対照な光景も味わうことができました。朝早く食堂車に来る人は、たいてい数に限りの有る和朝食目当てのようでした。
函館到着時、7分程度遅れているとの車掌氏の案内（放送）があり、函館での機関車の付け替え完了次第すぐに発車するという措置を取って、回復運転に努めていたようです。今回、この先の行程の都合で札幌先着したかったため、スーパー北斗1号に乗換で洞爺で降りるので個室のカギは、下車直前に車掌室に行って返却しました。