先日、出張の帰りにどうせならとサンライズ出雲号で帰る事にし乗車しましたので投稿する事にしました。
人気の列車と聞いていましたが、早めの切符手配をした事も有りあっさり簡単に手配できました。東京駅の窓口だったのですがサンライズシングルの２階席を希望するとちょっと困った様子で手配にも少々時間がかかりましたがそれ以外は至ってスムーズでした。
さて、乗車当日ですが仕事も無事に終えて後は帰るだけ。早速、快適に帰るための準備です。食事は車内でゆっくりする事にしてまずは買い物です。幸い駅の近くにコンビニがありそこで買いました。このHPでも書かれてありますが、飲み物は必要以上に買いました。私は年に数回、夜行列車を使う事が有るのですが，車内販売がなく、空気も乾燥しかなり喉が渇いて寝られなかった経験が有ります。ですから、このHPを見られている皆さんで、寝台特急に乗る場合は乗車後の事も考えて飲み物は多めに買う事をお勧めします。
発車時刻１０分前ぐらいに列車が入線し早速乗車です。今回の座席は７号車２９番。岡山までは先頭車両で一番前の２階です。車内はアンバー調の色で暖かみが有り落ち着く感じがします。個室に入っていろいろチェック。思ったより狭い空間ですが、寝るのには十分。進行方向と逆の背もたれはちょっと気にはなりましたが慣れれば問題ない程度。冷房がないので夏場は暑いかもしれませんが、今回は暖房が適度に効いており快適でした。コンセントも備えられており携帯などの充電に使え便利に感じます。
定刻になり静かに出発です。２階は揺れるかと思いきや意外と快適です。既に外は暗くなりつつ有り２階の湾曲した窓に車内が映り外はちょっと見にくい感じです。車内改札が来てから食事にしようと思っていたのですがなかなか来ません。ようやく米子の手前で来たのですが、待ちきれず食事中でした。伯備線に入り岡山を目指します。カーブの連続で揺れるかと思いきやここも快適。行きの「やくも号」では随分揺れたのと比較になりません。
倉敷を経由して岡山着。ここでサンライズ瀬戸号と連結です。外には出ませんでしたが部屋の窓から反対側のホームを見ていると、珍しいのか随分人の視線を感じます。ここでトラブル発生。定刻になっても出発しません。暫くしてアナウンスが有り連結したもののモニターが不良で検査するとの事。少し動いて停止して２０分遅れで岡山を出発になりました。姫路を出た頃には酔いもまわってきて寝る事にしました。
翌朝目覚めた時は丁度熱海を出た頃です。非常に快適に寝れたと思います。岡山から休止していた車内アナウンスが再開され、横浜に近づいた事を告げ目が覚めました。列車は無事に遅れも取り戻して定刻に東京に着きました。寝台列車での移動は時間を有効に使う手段だと思います。今後も機会があれば乗りたいと思います。最後にいろいろと参考になった「ほどちゃんの島」に感謝とお礼を申し上げます。