やま♪さまの銀河号乗車記


やま♪さまから寝台急行銀河号(下り:東京→大阪:A寝台)の乗車記を頂きました。<投稿日:05.06.05>

20年ぶりに乗車する機会を得ましたので投稿させていただきます。20年ぶりで興奮しており拙い文章となっておりますがお許しください。

このHPを拝見し、無性に銀河に乗りたくなったので大阪への出張で往きは銀河、帰りはのぞみでチケットを取りました。

当日は時間を気にすることなく仕事に専念することができました。また、駅への移動は車でしたが道も空いていました。(JRの特急を利用した場合には八重洲駐車場の割引も受ける事ができます。)ホームには22時前、9番線にサンライズが入線する時に到着しました。サンライズは子供と絵本で見たことがありますが、内装は充実していそうですね。利用客もそこそこいました。14両で車両の長さにびっくりしましたが、四国へ行くのと山陰に行くのと別れるのですね。9番・10番線ホームにはコンビニタイプの売店があり23時30分まで営業しております。ギリギリでなければ食料の心配はなさそうです。10番線を神田方面へ徐行しながら銀河が通り過ぎていきます。発車10分前に9番線に入線してきました。せっかくの乗車です。ビデオを撮り、写真を撮りました。

車内に入ると早速検札です。車掌さんの対応が20年前と違い丁寧だったのは民営化の影響なのでしょうか。私のようなビジネスマン以外には、ディズニー帰りの娘さん、小さな子供連れの家族の乗客がおりました。さっそく寝台に入り、着替えました。牽引車両独特?のガタンっという衝撃を感じ旅の始まりです。A寝台下段は大きな窓を独占できるのでビール片手に景色を楽しみながらのんびり過ごします。小田原辺りまでは起きていましたが明日もあるので就寝しました。

1時15分くらいに眼が覚めました。停車していましたが貨物待ちでしょうか。19分くらいに発車しましたが、気のせいかガタンという衝撃もなくスルスルと列車が出発しました。トイレへ行く際に下段でカーテンが空いているのは私の隣だけでした。乗車率も悪くない印象を受けました。静岡まで夜景を楽しみました。その後は岐阜までぐっすりと寝ることができました。カーテンを開けていたため明るさで眼が覚めました。眠かったのでカーテンを閉めて再度寝なおしました。大津到着前の車内放送までじっくりと休めました。

車内放送の後、食事をして着替えました。京都からはじっくりと景色を楽しみたかったのです。24年前まで大阪高槻に住んでいて、東京の祖母の送迎のため高槻 - 京都間JRをよく利用していたのです。その景色も一人でのんびりと堪能することができ大満足です。あっという間に大阪に到着し、名残惜しいままに銀河の旅は終了です。帰りの新幹線は窮屈でプライバシーもありませんし、銀河の方が快適です。仕事を遅くまで気にせず行なえて寝ている間の移動ですし、新幹線に劣るとは思えません。今後も是非利用したいです。個室であれば家族でも気兼ねなく利用できます。また、シャワーがないのはちと辛いですね。今後の改善に期待したいです。


メニュー
05/06/12追加
ここの文章は無断転載禁止とします。