今回初めて寝台特急に乗車し、そのときにこのサイトでいろいろ情報収集でき、快適な旅が送れました、ありがとうございました。感謝の意も込めて乗車記を投稿させて頂きます。
高校生時代から一度は寝台特急に乗ろうと考えていましたが、ムーンライトながらには乗車経験があるもののちゃんとした寝台特急乗車は今回が初めてでした。
切符の手配ですが、今回は乗車は６／１４だったのですが、切符は６／１２に入手できました。やはり平日だったのもあってでしょうか簡単に切符の手配はできました。このときの座席は１号車の７番。進行方向にむかって一番後方車両の右側の１階の部屋でした。寝台特急経験者の彼女に、「下の部屋だと夜景が楽しめないよ」とのアドバイスをうけて翌日に松江駅に電話、「いまなら座席が空いているので１０：２０までにきてください」とのこと。松江駅に向かい座席の変更、１号車の２２号室となりました。ちょうど７番の上の部屋が２２番となりました。
乗車当日は、仕事を終えて後輩の車で松江駅まで送ってもらいました。このサイトの情報もあり水分補給は必須だとかんがえ、お茶やスポーツドリンクを３Ｌ分購入。あとは雑誌や新聞も購入しました。夕飯の駅弁かにめしも購入しコンビニで割子そばも購入しました。そしてホームでまつこと１０分くらい、サンライズ出雲が入線です。
存在感のある車体に柔らかなカラーリング、喜びの瞬間です。さっそく車内にのりこみ部屋へ、イメージ以上にきれいでしたね。ところどころ修理のあとはありましたが旅情のほうが勝ちますね〜、乗車後わりとすぐに改札していただき、シャワー券を購入。さっそく、出雲路の夜景をみながら夕飯。普通の特急列車で食すのとはまた風情が違いますね。そして腹ごなしがおわって車内探索。シングルは扉がしまっている部屋はまばらでした。ソロは、半分ぐらいが入室されてたように思います。意外にのびのび座席はがらがらで、７，８人くらいしかおられませんでした。ちょうど米子を発車し伯備線へ、足を伸ばしてリラックスしているせいか普段は伯備線では酔ってしまうのですが、まったく酔いませんでした。
伯備線では、自室の明かりを落として夜景をながめながら音楽を聴いていました。至福のときでしたね、想像以上に良い時間を過ごせました。伯備線はカーブが多く、最後方の車両からは先頭車両付近を見ることができます。真っ暗な山間部に車体がくっきりと浮かびこれもまたおつなもんです。後方の車両はおすすめですね。ひとしきり夜景を楽しんだ後にシャワータイムです。普段は１０分くらいシャワーを浴びてるんですが、６分でも十分ですね。逆に時間が余ってしまったくらいです。一つびっくりしたのがシャワー室の洗浄ボタン。押すと洗浄開始ですが最後にエアーが勢いよくでます。僕はシャワー前に洗浄ボタンをおして、着替えてる最中にエアーがでたのでびびりました。みなさんおきをつけて。シャワーがおわり自室にもどり、少し梅酒を飲みながら夜景を又楽しみました。大阪駅までは起きていようとがんばってましたが、姫路を出たくらいから記憶がなくなりました。揺れで寝られないかなとおもってましたが、適度な揺れもあり部屋も暗い事も手伝ってよくねむれました。一度３時前に目が覚めて外を見ましたが全くどこかわかりませんでしたね・・・（笑）次は６：１５ごろ起床、十分に睡眠は快適にとれました。そして身支度を調えていると横浜に近づいてきました。定刻通りに横浜着、これにて初寝台の旅は終了です。
感想から言いますと、乗って良かった、もう一度でも二度でも乗りたいというのが正直なところです。ただ車内販売がないので、食料はある程度必要かと思います。ちなみに３Ｌ買ったお茶は１Ｌしか飲みませんでした。あと、暖房の調整はあるんですが冷房は細かい調整はできません。風を遮るか、出すかのみです。真夏ではなかったですし、部屋は暑くもなく快適に過ごすことができました。
「ほどちゃんの島さん」に寝台特急の楽しさを教えて頂きましてありがとうございました。お礼を申し上げさせて頂きます。