９月７日に寝台特急「サンライズ瀬戸」号に乗車してきましたので乗車記を投稿させていただきます。
【切符の確保】
今回、サンライズ瀬戸に乗車する日が平日の予定でした。切符は確実に取れると思っていましたが、希望する部屋が２階のシングルの部屋なので念のために１ヶ月前に予約をすることにしました。いよいよ１ヶ月前の８月５日になり、地元の主要駅に行きました。駅員に指定券申込書を渡し、サンライズ瀬戸を予約してもらいました。駅員は奥の棚から電車の編成が載っている本を持ってきて、一生懸命２階の部屋の番号を調べていました。５分ぐらいしてからサンライズ瀬戸の寝台券を発券してもいました。また、その他にも旅行に必要だった切符はすべて取ることができました。出発日まで発券された切符を見てニヤニヤしながら待っていました。
【台風】
いよいよ旅行の出発日が近づいていました。しかし・・・。運が悪いのか天気予報を見てると、よりによって旅行の日に、超大型の台風１４号がやってくるじゃありませんか。少し心配になり、よく考えた結果、旅行を２日後の９月７日にすることにしました。そのため、急いで駅に行き、予約してあった切符を全部変更してもらいました。サンライズ瀬戸の切符に関しては、全く同じ部屋が取れました。しかし、今回の台風１４号は動きが遅く７日でも行けるかどうか分かりませんでした。
【移動】
二日も経つのが早く７日になり、心配していた台風も遠ざかりサンライズ瀬戸も無事に運行されることが分かったので新幹線で東京まで行きました。東京駅に着いた時点で、まだサンライズ瀬戸の入線まで時間があったので、部屋の中で飲食するチューハイやお菓子をキオスクで買ったりして時間を潰していました。（ほどちゃんの島さんのホームページで車内販売がないことを確認しました。）
【乗車】
９時５０分になり、いよいよサンライズが入線してきました。そして、わくわくしながら自分の部屋に入ってみると、７年も経っていると思えないほど部屋はきれいで、背の高い自分でも十分にくつろげる広さでした。しかし、車内は冷房が弱いせいか少し暑く感じました。２２時になり、サンライズ瀬戸が発車しました。発車してからしばらくしてから車内放送が始まり、到着時刻や車内の説明をしていました。そして、部屋でくつろいでいると車掌が切符の拝見をしに来ました。そこでシャワー券を買いました。その後は、特にすることもないので車内を見て回りました。７号車の廊下を歩いていると、自分の乗っている７号車は、自分以外誰も乗っていないことに気づきました。他の車両は、わりと乗客が多かったのですが。結局、終点の高松まで７号車は誰も乗ってこなくて、その日は貸しきり状態でした。車内を一通り見たところで部屋に戻ってきて、キオスクで買ったチューハイを飲み、その夜は寝ました。その夜は、意外とぐっすり眠れました。二日目の朝は起きたのが姫路駅の到着前でした。朝の最初の停車駅姫路を過ぎ、岡山手前でおはよう放送があり、６時２７分岡山到着。ここで「サンライズ出雲」と「サンライズ瀬戸」に分かれて運転します。サンライズ瀬戸は宇野線に入り走ります。児島駅に着いた所で、ＪＲ西日本からＪＲ四国の乗務員に代わります。その後発車し、しばらくすると待ちに待った瀬戸大橋に差し掛かります。その朝は晴れていて景色はとても美しく、今でも覚えているほどです。その後もサンライズ瀬戸は順調に走り、定刻どうりに高松駅に着きました。降りた後に、サンライズ瀬戸の記念撮影した後に、駅の構内にあるうどん屋で初めて讃岐うどんを食べました。かなりおいしかったです。
【まとめ】
今回のサンライズ瀬戸では、初めてシングルの個室に泊まり、しかも１両貸切の状態で最初で最後かもしれない体験で、快適に過ごすことができました。夏休みのいい思い出になりました。