Y.Hiraiさまの北斗星4号乗車記


Y.Hiraiさまから寝台特急北斗星4号(上り:札幌→上野:B寝台)の乗車記を頂きました。<投稿日:05.10.12>

ぐるり北海道フリーきっぷでの渡道の帰路、10月9日(日)発北斗星4号に乗車しました。こちらも下り同様B個室ソロが取れず、開放B寝台でした。4号車17番下段で車端の2人区画部分です。窓口で席番指定して取りました。

3歳の娘を連れて美瑛・富良野を観光後、富良野からラベンダーEXP4号で札幌18:30に到着しました。到着後駅構内で土産を購入してから、コインロッカーの荷物を取って、5番線に向かいます。知人が何人かお見送りに来てくれていました。旭川からのSWA26号が遅れていて、そのままエアポート192号となる列車の発車も必然的に遅れた影響で、北斗星4号は数分遅れで札幌を発車しました。

発車後の車掌氏の案内放送に引き続いてディナー開始の案内放送があり、7号車グランシャリオに移動します。その際に21時頃まで車内販売巡回するとの案内も併せて行なっていました。

今回B開放しか取れなかったのですが、ディナー(フランス料理)を予約しました。仏料理ディナーは3年ぶり、4号でのディナー及び東日本の車両(白いランプシェード)でのディナーは初体験です。グランシャリオに行くと、1人での予約だったため、当初2人掛けテーブルでのセッティングだったのですが、子連れなので並んで座れるようにしたいと申し出た所、4人掛けテーブルに急いで変更、セッティングしてくれました。

テーブル自体は1卓を除いて全部埋まっていました。ただ4人グループは皆無だったので全部で15名くらいでした。また懐石御膳の割合が多かったように見受けられました。ディナーの内容自体はここの所変更なしが続いているようですが、スープだけは10月から変更になっている、との事でした。(近くの席の人がアテンダントに聞いていました)ドリンクは最初にクラシック生ビール、娘にはグレープフルーツジュース、2杯目はワインが苦手なので男山にしました。自分が食べながら娘にも食べさせるということで、時間オーバーしないか気になっていましたが、21時過ぎに食べ終わりました。(発車遅れ等あって、ディナー開始自体も遅目でした)

ディナー終わって4号車に戻る際、ロビーカー側にはパブタイム待ちの行列が出来上がっていました。パブ営業開始放送時には、既に満席になっており、今からお越しの場合、相席かお待ち頂く事になる、という案内をしており、このような放送は初めて聞きました。ディナーで満腹となリ、混雑していたので、今回久々にパブタイムには行きませんでした。22時のおやすみ放送直後に減光となリ、娘を寝かし付け始めましたが、行きの時よりも寝付いてくれません。暖房効いていて暑かった様です。私も暑いと感じました。それでもしばらくしたら眠ってくれて、自分もつられて眠ってしまっていた様です。函館・青函トンネルは記憶にありませんでした。

しかし行き同様夜中2:45頃目が覚めました。目覚めた直後に野辺地駅を通過した所を確認できました。しばらく起きていて八戸から3セク路線の間も起きていてその間に深夜のロビーカー、食堂車を見に行ったところ、食堂車には誰もいなく、ロビーカーには2人居ました。そのうちの1人はソファーで眠ってしまったようです。寝台に戻りいわて沼宮内駅通過後4時過ぎに再び眠りました。

盛岡・一ノ関の停車は気付かず、次に目覚めたのは小牛田付近(6時頃)でした。もう明るくなっていて、雨降っていなかったので、もしかしたら松島が見えるかもしれないと思い、起きました。6:30松島駅通過頃におはよう放送、引き続いてモーニングタイム営業開始の放送がありました。

松島を車窓から眺める事はできました。4号の場合、和朝食は仙台で食材を積込み後調理のため、7時以降にならないと準備できない旨の案内もありました。7:30頃に娘が目を覚まし、8時頃車販通った時コーヒーを買いました。飲み終わってからこの日も行き同様に食堂車へ行きました。8:30頃7号車へ行ったところ満席で、隣りロビーカーで待機後、9時前に着席できました。予想通り和朝食は品切れでした。洋朝食で娘がトマトジュースをオーダーしたら、アテンダント氏が『え、トマトジュース飲めるんだ』とビックリしていました。ちなみに親の私はトマトジュース苦手です。

デッドセクションのある黒磯通過時は朝食中で、別テーブルのグループで『E231系見えてきちゃったよ』という言葉が印象的で、東京に近づいている事を実感します。朝食後はロビーカー混んでいたのでそのまま寝台に戻り、上野到着を迎えました。


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06/01/22追加
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