今回は北海道フリーパス普通車用を使い、宿代を浮かすためにこの列車を利用しました。札幌駅で特急「とかち」や「スーパーおおぞら」、急行「はまなす」などを撮影しながら特急「オホーツク」の入線を待っていました。
そして、札幌駅８番線に定刻２２時１６分にエンジン音を響かせながら「オホーツク」が入線してきました。
乗車してからの乗車率ですが、札幌から旭川までが約４５％、旭川から北見までが約３０％、北見から終点網走までが約２５％ということだったので、比較的ゆっくりすることが出来ました。
札幌駅を出てからの２分に及ぶ車内放送を録音しながら聴いていると、旭川から車内の照明を落として豆球だけで運転するとのことで普通車で読書をするのは難しいかと思われます。また、Ｂ寝台では札幌を出てすぐの車内放送以降は終点まで車内放送をしないのでご注意ください。
また、乗車して気になったのは、中国人か韓国人らしい人が結構乗っていたことです。北海道は東アジア系の人に人気があるらしく、「オホーツク」乗車前に乗った「フラノラベンダーエクスプレス」の車内放送では日本語、英語、中国語、韓国語による放送が毎回流れていました。
僕が乗ったのは普通車指定席ですが、座席が少し古さを感じさせるものであり、夜行列車にしてはリクライニングがあまりたいしたことはなかったのが残念です。
やはり北海道の道内夜行に乗るときは北海道フリーパスグリーン車用を購入して、Ｂ寝台かグリーン車に乗るのがよいと思います。
この列車に乗り、一番感動したのは網走到着前に車窓に映る朝の網走湖です。線路からひとつ道を挟んだところにある網走湖はそれなりの面積がある大きな湖です。今回は釧網本線への乗り継ぎ時間が３０分ほどしかなっかたので訪れることか出来ませんでしたが、今度時間があればまたこの特急「オホーツク９号」でぜひとも訪れたいところです。