出雲乗車記東京〜香住
今年１月のカシオペア展望スイートに引き続き出雲を投稿させていただきます。１１／２２の出張で東京に来たついでに、翌日の祭日を使って２３年振りの東京タワ - 、巣鴨のとげぬき地蔵（さすが年寄りの原宿）で老人軍団に圧倒され、湘南新宿ラインで横浜中華街、山下公園、みなとみらい線に発乗車し京急経由で羽田空港展望台へ。
しばし飛行機の飛び立ちを見ながらたたずみ、これまだ初乗車の東京モノレールで浜松町経由東京駅へ行き、東京ステーションホテルの玄関を見学。
北海道旅仲間のお二人（うち１人は今年１月カシオペアスイートをゲットしてくれたＫ原さん）と韓国料理を楽しんだあと２１：１０発の出雲の待つ東京駅１０番ホームへ。
ちゃっかり２４日も休暇入れた甲斐があって、今日の寝床は出雲Ａ寝台４番個室です。発車間際まで別れを惜しみつつ、列車に乗り込み車両のドアが閉まります。ゆっくり発車し手を振る２人に見送られながら出雲の旅は始まりました。しばらくして車掌さんの検札。切符には鳥取までと書いてあったため、車掌さん曰くそれじゃ〜鳥取前に鍵を取りに来ます。…いや - 実は香住で降りるんです。と僕。すると車掌さんも香住前に来ますと行ってルームキーと記念タオルを僕に手渡し去っていきました。
初めてのシングルＤＸ、以前乗った北斗星のロイヤルやカシオペア展望スイートと比べると部屋は小さいですが、狭いながらも自由で楽しい空間です。
車体の気持ちいい揺れを楽しみながらトイレに行く際、ルームキーでロックしたのはいいけど、いざ部屋に入ろうとして鍵を回せど戸が開かない状態になってしまいました。急遽車掌さんにヘルプをお願いし戸は無事開きましたが、ちょっとしたコツがあるとのこと。戸を閉める方向に押しながらキーを回して下さいと言われました。
そんなこんなで浴衣に着替え、洗面を使ったり、空調を触ったり、ベッドを引き出したり、ほどちゃんＨＰで予習させてもらってるので、とてもスムーズに扱えました。
さすが少し古い車両だけあってすべてが鉄でできてます。ごみ箱、ペーパータオル入れ、重量感ある洗面台兼テーブル、逆にプラスティックじゃないのが新鮮です。
そうこうしてる内、睡魔が襲ってきたので休むことにしました。途中２時頃に目が覚めると、横に名鉄の電車が止まってる駅が見えました。夜中は気持ちいいほどぶっ飛ばしてますね。レールの音と、時折聞こえる機関車の汽笛がたまりません。
京都駅の発車直前にも目を覚まし、また寝たあと気がついたときは朝６時でした。だんだん夜が空けてきて香住手前で車掌さん登場。ル - ムキ - を手渡し、短い時間だったけど良い感じのシングルＤＸにお別れです。香住で下車後、餘部鉄橋の写真を撮り、鳥取砂丘に行き、鳥取温泉の日乃丸温泉に入り（入浴料３１０円、番台があってほんとの銭湯だけど温泉です。鳥取駅から歩いて１５分ほど、鳥取バスターミナルでパンフもらえます）、帰りはス - パ - はくとグリーン車で大阪に行って地元に帰りました。ＳはくとＧ車はとても快適です。おすすめですよ。