ちょっと遅い報告ですが・・・今年の夏休みは、青春１８きっぷ＋北海道東日本パス＋激安夜行バスを組み合わせて北海道を岬めぐりするつもりだったのが、仕事の関係で予定が見事に崩れてしまいました。その結果、何とか取れた休みのスケジュールと時刻表をにらめっこした末、ぐるり北海道きっぷを選択し、人生初の夜行特急旅行をすることにしました。
そのなかで、最も目玉に考えていたのが、北斗星に乗るということ。個室寝台のソロが使えるメリット＆6日目の特約を活用することが目的で、旅程を組みました。急遽の決定で決行したもので、ソロを取ることができるかどうかがカギになり、どうやら、残室１つだった模様・・・。仕事もそこそこに、かなり無茶な方法で切符の確保に走りました。
北海道内は、結構スムーズな旅程でしたが北斗星に乗る日が雨になってしまい、乗り込み間では結構ばたばたしてました（まあ、初日寝坊して、新幹線を乗り遅れちまいましたけど）。で、無事に北斗星に乗り込みました。
まずは、部屋に入った感想は、狭い・・・。(自分の体型的につらいだけかw)でも、入ってみればいいもので、なかなかな空間でした。で、検札。そこで、部屋のカードキーをもらう。しかし、このカードキーが曲者でした。反応がすごく悪い・・・。ちょっとしたコツが必要だそうで、そんなものがわかるはずもない。何度も挑戦して、なんとかできたという具合です。
すでに、夕食時間にもなっていたんで、事前調達した弁当を部屋で食べる。で、そのままいてもあまりにも暇なんでロビーカーに行く。だけど、途中で食堂車を通らないといけないので、結構恥ずかしい感じがする。で、いってみたもののなんか、手持ち無沙汰・・・引きこもり体質の自分にはつらい感じがするなあ。
で、部屋に戻って音楽を聴くも、あんまりジャンル的にあわないなあ。この点については、新幹線のほうがいいかもしれない。仕方がないので、ハンディラジオをＳＴＶにあわせて、野球を聴いていたり、音楽を聴いたりとしつつ、眠りについたのは、青函トンネルに入る手前くらいでしょうか・・・。
目が覚めたら、盛岡を超えたあたり。おや？とかんじつつ、ラジオも聞けない状態だし、状況があまりつかめなかった。で、入ってきたアナウンスは・・・「青森付近での大雨に伴う徐行運転のため・・・」なに？遅れてるの？という感じ。
ちょうど、9時ごろに仙台に入るあたりだったので、通勤ラッシュにぶつかってしまうこととなり、ここでも徐行運転。結果的に、宇都宮で救済措置を取ることが言われ、新幹線に振り替え輸送を行うとのこと。だけど、それは運転中止ではなく、予定のある人のための措置とのことで、救済利用は乗客の選択にゆだねられたようだ。
自分は、どうせその日は休みだったし、狭い新幹線に乗せられるくらいなら、今のままのほうが楽だと思い、そのまま乗り続けることにした。結果、およそ1時間半ほどの遅れで、上野駅到着。
初めて乗ったブルートレインが、トラブルという結末ではあったものの、今後のサービス向上に、いくつかの提言をしてみたい。
1.車両のオーバーホール（カードキーなどの老朽化は対策を考えるべき）
2.無線ＬＡＮの搭載（ビジネス客を中心にあると便利）
3.電源の設置(コンセントは必須では？？）
今後、新幹線が青函トンネルを開通した場合の扱いがどうなるかわかりませんが、今後も走ってもらいたいと思う列車でありました。