ぶー子ちゃんさまの日本海1号乗車記


ぶー子ちゃんさまから寝台特急日本海1号(下り:大阪→函館:シングルデラックス)の乗車記を頂きました。<投稿日:06.01.07>

ほどちゃん様こんにちは。いつも楽しくHP拝見させていただいています。

僕は元々列車の旅は好きでしたが、前までは休みの関係もあって、青春18切符を使用した鈍行列車をメインで利用していました。このHPを拝見させていただいてから、かなり昔に博多から岐阜まで乗った寝台(さくら)の記憶がよみがえり、その後さくら2回、なは1回、銀河2回、北陸1回といろいろ乗ってきました。

前置きが長くなってしまいましたが、今回は新婚旅行の往路に日本海1号を利用したのでその報告です。昨年の7月の頭に、仕事のやりくりをしてなんとか1週間の休みを取り、北海道まで出かけて来ました。列車の予約は、1ヶ月前にJR東海ツアーズで意外とあっさりシングルデラックスの1番と2番が取れてしまいました。帰りはトワイライトエクスプレスのロイヤルと決めていたので、その予約もついでにしておきました。その後、宿の予約も済ませて、後は出発の日を待つだけです。

当日は、新幹線で新大阪に向かい、その後普通で大阪まで行きました。ちなみに自分は、岐阜県に住んでいますので、富山か京都からでも乗れるんですが、始発から終点まで乗りたいというのがあって、わざわざ大阪まで行きました。駅に着いて、まずは夕食と翌日の朝食と飲み物&おやつの買出しです。ちょっと買い過ぎたかなとも思ったのですが、車内販売も自販機も無さそうだったので、多少多めに買っておきました。一通り買い終えた後、出発の30分ぐらい前にホームに出て、列車の入線を待ちました。もちろん写真を撮る為ですが、日曜日の夕方とあって、さすがに乗車待ちの人も少な目でした。

20分ぐらい前になって、いよいよ入線して来ました。すかさず写真を撮って、早々に今夜の寝床となるシングルデラックスの1番と2番に入りました。もちろんすぐに2つの個室を仕切るドアを開けておいて、ドアがすぐに閉まってしまう為、そこにバッグを置いて固定しました。しばらくすると検札に来て、シャワーカードも受取りました。寝台とはいえシャワーが付いてるのは便利ですね。余談ですが、うちの嫁さんは寝台列車に乗るのは始めてなのでかなり緊張?していました。僕も最初に乗った時は、期待と不安が混じった、遠足の前の日のような状態でしたので気持ちは分ります。

定刻になりいよいよ出発です。客車の出だしは良いですね。人によっては不快に感じるかもしれませんが、ちょっと衝撃があるところが良かったりします。しばらくは景色を楽しんだりしていましたが、すぐに外が暗くなってきて、ちょうど琵琶湖の近くに差し掛かった頃に、車内販売が来ました。駅弁も売っていたので、富山のますの寿司を1個購入して2人で半分づつ食べました。すでに駅弁を買い込んでいたので、それくらいの量で十分です。食べ終わった頃、夜も更けて来たのと、昼間暑くてかなり汗をかいていたので、早速シャワーを浴びることにしました。当然ながら嫁さんは列車のシャワーも始めてだったので、使い方を説明して、先に使ってもらいました。しばらくして戻っての感想は、揺れて使いにくいのとドライヤーが壊れていて使えなかったでした。揺れるのはともかくとして、ドライヤーが壊れているのは修理して欲しいものです。その後僕も使ってみましたが、やはり壊れていて全く使えませんでした。それ以外は全く問題なく、シャワーの時間6分もかなり余る程の時間でした。

シャワーの後は、大阪駅で買っておいた駅弁を食べてのんびり過ごし、特にやる事も無かったので10時過ぎには就寝しました。翌朝は7時前に目が覚めてしまったので、外の景色を楽しんでいました。日本海はロビーカーとかサロンカーとかが連結されていないので、ずーっと個室にいる事になりちょっと辛いですね。廃止になった寝台列車から捻出できないものでしょうかね?

そうこうしてるうちに、列車は秋田を過ぎて青森で機関車の付け替えの為に停車しました。もちろん付け替え作業の写真を撮りに行って、おやつの買出しに行きました。ホームの売店だけでしたが、ちょっと変わった食べ物とかも売っていたりとか、時間を潰すには最適でした。しばらくして機関車の付け替えも終了し、いよいよ青函トンネルに入ります。青函トンネルを通るのは2回目でしたが、かなり昔の記憶なので、何個目のトンネルだったか忘れていて、気付いた時には既に入った後でした。嫁さんは青森を出た後も寝ていて、青函トンネルに入る前に起こしてねと言われていたのに、起きてる自分さえ気付かなく、起こしたのはトンネルの真中に近づいた頃でした。そこだけはトンネルの壁面にランプが点いてるのを覚えていたので分りましたが...青函トンネルを抜けると函館まではあと僅かです。

3度目の北海道の景色を楽しみながら、右手前方に函館山が見えてきて11時27分、定刻通り列車は函館に到着しました。最後にもう1度日本海の写真を撮って、函館の駅を出ました。余談ですが、7月の初旬だというのに北海道はかなり寒かったです。地元の人に聞いたところ、この時期は北海道でも梅雨に入るそうで旅行期間中の5日間、ずーっと雨でした。

最後に、長文になってしまいすみません。


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06/02/12追加
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