ある友人との約束のために香川県を訪れる事になったので普段は新幹線での行程を「サンライズ瀬戸」で行く事にしたので投稿させていただきます。
１月２５日に東京駅に切符の手配に行き、僕は煙草を吸わないのでA寝台１人用個室「シングルデラックス」の禁煙室を申し込むと残念ながら満室との事。代わりに喫煙室が１室だけ空いていると言う事なので即決して購入しました。
２月４日（土）２１時４５分に東京駅９番線に上がって待つ事５分。入選の案内放送が流れると品川方面から煌々とヘッドライトを輝かせてサンライズエクスプレスが入線してきます。
指定された部屋に入り荷物を棚に置くとすぐに車内検札が来ました。２２時００分定刻発車、静かに走り出すとホームの反対側に停車中の東海道線電車の車内から好奇の眼差しが注がれているのが目に留まりました。有楽町駅を通過すると併走する東海道新幹線の７００系「ひかり」がゆっくりと追い抜いて行くのが見られます、このあと品川駅を速度を落とさず通過するサンライズ瀬戸・出雲が停車寸前の７００系を抜いて走行、いよいよこの電車も本来の性能を発揮するべく加速。
横浜には定刻の２２時２３分着、定刻２２時２４分発車。ココまでは順調な走りを披露、購入しておいた弁当を開き遅い夕食を摂っていると、室内灯の一部が突然消えてエアコンも送風を停止してしまい、「おや？」と思っていると、速度も急激に落ちて駅でもないのに停車してしまいました。『お客様にお知らせします、１２号車で電気系統に異常がありましたので調査中のため停車いたします』と言う車内放送の後、すぐに運転再開。ふたたび車内放送に耳を傾けると『異常はありませんでしたので運転を再開いたします、ご迷惑をおかけしました事をお詫びします。』と言う事でその後は問題なく走行、２３時２１分熱海駅到着。
以後順調に沼津、富士、静岡と定刻通りに停車・出発を繰り返し西を目指します。浜松停車の少し後に睡魔に襲われていつしかウトウトと眠りに…２時２０分頃目が覚めて何の気なしにブラインドを上げて外を見ると殆ど吹雪と思しき雪が！「次の通過駅は？」と目を凝らしていると速度が落ちて名古屋駅に２時２５分入線停車。名古屋は２時１９分停車で２０分発車のはずだと思ったので約６分の延着。まぁ、このくらいなら姫路までには回復しているだろうと再び眠りの底に。室内にある洗面台が突然水を流し始めたその音で驚いて目を覚ますと蛇口のランプが点灯していないのとエアコンが作動していないのでまた停電なのかな？と思い、外を見ると停車しているのは大阪駅。時刻は４時４５分、遅れは２０分弱に広がっています。
４時５０分少し前に出発、姫路にも５時５０分頃に到着、遅れはあまり回復されていない様子、その後回復運転を行って岡山にも７時９分頃到着。ココでサンライズ出雲に乗車している乗客のために岡山駅でスーパーやくも１号への乗換えを促す車内放送があり、このサンライズ出雲よりも３０分程度早く出雲市へ到着する旨の案内があり、急ぐ乗客はそちらへ乗り換えて行ったようです。
こちらも松山や高知方面、宿毛方面への急ぐ乗客への配慮で児島で各方面行きの特急に乗り換える事を促す放送がされていました。瀬戸大橋線に入っても速度は上がらず、瀬戸大橋をゆっくりと渡りながら乗客への配慮か景色を満喫できる様な速度で渡り、坂出にも約４０分遅れで到着。ココでかなりの乗客が下車して車内は閑散としてきました。
ミニロビーに行くと岡山発車時にははち切れんばかりの人だかりが人っ子一人おらず缶コーヒーで眠気を払おうと自動販売機でコーヒーを購入。半分ほど飲んだところで自室へ戻り身支度を整えて荷物を整理して外を眺めていると終点高松へ近付いた旨の放送があって遅れた事へのお詫びの放送を停車直前まで繰り返していました。終着駅高松には８時１１分到着、４５分遅れで運転を終了しました。