初めてこの乗車記に投稿させていただきます。
私はこれまで北海道には10回ほど旅行等で行きましたが、飛行機がほとんどで（2回ほど船で行ったことがありますが）列車で北海道というのかあまり考えていませんでした。ただ寝台列車自体は好きで、大阪への出張ではほとんど「銀河号」を使用しております。今回は3/1〜2にかけて乗車した北斗星2号の乗車記をお伝えいたします。
2/2に3/1に行われる札幌での会議に参加することになり、交通手段を考えました。行きは前日（2/28）は夜まで仕事のため、3/1に朝一の飛行機で札幌まで行き（会議は10時スタートのため）帰りは翌日（3/2）はOFFのため以前より気になっていた「北斗星」で東京まで帰ろう！と決めました。ただ、インターネットでいろいろ検索してみると個室は発売1ヶ月前で売り切れるなどの情報があり、まあ個室は無理かなとあきらめて翌日緑の窓口で聞いてみると「ロイヤル」に空きがある！ことが判明し即チケットを入手しました。このおかげでいつもは憂鬱な会議ですが、今回は早く来ないかなと約3週間心待ちにしました。
3/1、会議も無事終了し、ちかくのラーメン屋で食事をすましお土産を調達し、後は北斗星が来るのを待つだけです。16時40分ごろ札幌駅に向かうと人身事故のためダイヤが乱れているとのアナウンスがあり、5番線は北斗星号の前に出発するライラック号を待つ方々でホームは混雑していました。17時5分ごろ今日乗車する北斗星2号がゆっくり入線してきました。私はすぐ本日の個室である9号車2番の部屋に入りました。入ってみるとこれが列車の中かと思うくらい設備が整っていました。
まずは机の上にあった個室の使用法？を一読していると車掌さんが検札に来ました。そこでルームキーとアメニティグッズをいただきました。このアメニティグッズは今後の旅行などでも使えそうですね。
そして数分遅れで列車はゆっくりと発車しました。あまり揺れは気にならなかったです。本当はここから車内を見てこようと思ったのですが、ホームページ等で書かれていた「ウエルカムドリンクサービス」をもらい損ねてはいけない！をいうことでしばらく待っていました（笑）。
5分後ぐらいに男の方が部屋にやってきてワイン・ウイスキー・水・お茶・氷をいただき、明日のモーニングコーヒーの時間を尋ねられ、7時にお願いしました。そこで朝食のルームサービス（和食）もあわせてお願いしました。至れり尽くせりのサービスでさすが、の一言です。
その後車内を見て回ったのですが、ロイヤル・ソロはほぼ満室ですが、2人用の個室（A・B）はほとんどが空室でした。これから乗って来るのでしょうか。一通り車内を見てシャワーを浴び（室内にシャワーが有るのは本当にいいですね。）今日早起きだったので少し仮眠を取り、21時ごろパブタイムのお知らせがあったので7号車のグランシャリオにいきました。それほど混んではいなく2人がけのシートに座りました。ここで私はビーフシチューと海の幸サラダ、生ビールにカシオペアワインを注文しました。列車の中でこのような食事ができるのはもう最高！の一言です。函館を発車した後会計を済まし自分の部屋に戻ったのですが、話によると今日のディナーは1回目は0組で、2回目も1組のみだったそうです。パブタイムはほぼ満席でした。
部屋に戻ると睡魔がおそってきたので休むことにしました。この部屋にはステラリウムがあり部屋の照明を消して眺めるととても幻想的な雰囲気になります。結局このステラリウムをつけたまま眠ってしまいました。
翌朝起きたのはちょうど郡山駅を出発したところでした。よく眠れましたが、やや昨日飲みすぎたのか7時にやってきた朝食がなかなかのどに通らず半分程度残してしまいました。本当にもったいなかったです。その後シャワーを浴び定刻より10分遅れて上野駅に到着しました。
今回初めて乗車して北斗星号の魅力に惹かれてしまいました。次回から北海道に行くときは北斗星号をまた使おう！とつい3時間前まで乗車し、自宅に戻ってきてパソコンに向かってこの乗車記を書いていてますます思いました。
以上が今回の乗車記です。長い文章で失礼いたしました。