前回、昨年１０月の３連休を利用して、１０月８日に大阪をトワイライトエキスプレスで発って翌９日に札幌に到着後、その日の北斗星に乗って上野経由で大阪に帰るという旅行の往路、トワイライトエキスプレスの乗車記を投稿させて頂きましたが、今回は復路となる北斗星の乗車記を投稿させて頂きます。
今回の旅行の目的は往復ともＡ個室に乗るというのが最大の目的でしたので、まずチケットをゲットしなければ話になりません。計画の段階ではカシオペアの一人利用も考えましたが、この日の札幌発の便は運転しておらず北斗星のロイヤルを利用することとなりました。チケットはトワイライト同様、JR西日本の予約センターで難なくゲットできました。同時に、上野経由で大阪までの乗車券も購入可能との事なので購入しました。
話は飛びますがトワイライトで札幌到着後、北斗星の発車時間まで札幌観光を楽しみました。時間があまり無かったので近場しか回っていませんが・・・。そして１６時ごろ札幌駅に戻りお土産や車内での食料等を調達し、１６時３０分ごろホームに上がりました。こちらのページで調査済みでしたが、発車直前の入線でした。慌ただしく撮影を済ませ、自室に向かいました。
そして１７時１２分、定刻に札幌駅を出発しました。この日の寝床は１０号車の１１号室。入室後の感想は「少しくたびれてるな」という感じでした。基本的にはトワイライトのロイヤルと同じ部屋なのですが、あちこちに月日の流れを感じます。特にバス、トイレの扉。きちんと閉めたつもりでも列車の揺れで開いたり閉じたりします。北斗星が誕生してから２０年近くになるのでそろそろ大幅なリニューアルが必要な気もしますが、北海道新幹線の開業も控えているため微妙な問題なのかもしれませんね。
そうこうしながら車掌の検札を済ましワゴン嬢からホットコーヒーを購入しゆっくりしていました。今回は夕食の予約はしませんでした。北斗星のフランス料理は、トワイライトより落ちると聞いていましたので。しかしその分、パブタイムは充実しているとのことなのでパブタイムの開始を待ちます。
８時５０分ごろ、パブタイム開始に備えてロビーカーに移動しましたがすでに多くの人が同じ目的でロビーカーで待っていました。そしてパブタイム開始となり食堂車に向かいましたが、すでに２人席は満席で４人席に案内されました。相席の可能性もありますがご了承くださいとのこと。ハンバーグセットとケーキを注文してすぐに相席となりました。北斗星やカシオペアのディナーは、あまり人気が無いと聞いていましたが、パブタイムのメニューがこれだけ充実していれば仕方ないかもしれませんね。出てきた料理も満足できるレベルでした。
食事を済ませた後はすることも無いので就寝です。翌朝６時３０分にモーニングコーヒーが運ばれてくるので、それまでにシャワーを浴びようと思い６時にアラームをセットしました。翌朝はアラームがなる前に目を覚まし、シャワーを浴びた後モーニングコーヒーを頂き朝食を食べるために食堂車に向かいました。既に何人かが並んでいて嫌な予感がしましたが、その予感が的中し今回も４人席となりました。和朝食はゲットできましたが、やはり相席となってしまいました。
余談ですがトワイライトのクルーは女性もホテルマンのようなスーツを着ていますが、北斗星の女性クルーはJR東日本の車内販売と同じ格好ですね。そう、スッチーさんみたいな格好です。好みは分かれるところですが、専用のユニホームみたいなものを用意すれば一段と旅情が盛り上がりそうな気もするのですが。
話はそれましたが、朝食後は部屋で、そして時折通路に出て景色を眺めていました。上野方面に向かう列車は休日にも関わらず、ひどい混雑でのんびりと個室でくつろいでいる私は心の中で少し意地悪なことを思ってしまいました。しかし普段は私も通勤ラッシュを体験している身。こんな時くらい優越感に浸ってもバチは当たらないと思います。
そうこうしているうちに上野到着の放送が流れ列車は定刻で上野に到着しました。次は、カシオペアに乗りたいですね。一人で乗るには札幌発の下り限定の一人利用の切符を買うしかありませんので同伴者を見つけたいところです。その後は、のぞみの自由席で大阪に帰りました。
長文、雑文、大変失礼いたしました。