サンライズ出雲 下り 沼津→浜松 ノビノビ座席 上段 2006.02.17
福島県南から週末の京都へ。最初はムーンライトながらの予定だったが、途中の浜松で急行銀河を撮影したい事情が急遽発生。当日夕方にまだ空席があったので（瀬戸は満席だったが）２時間だけ乗ることにした。
熱海で出雲号の機関士交替シーンを撮り普通で沼津へ。乗車位置はホームの端の方の暗い所で、堂々の１４両編成を実感。出雲側だけでも５人ほど乗車があった。
検札に来た車掌氏は、まず京都までの乗車券に怪訝な顔をし、特急券を見て浜松で降りることに驚いた。確かにこんな酔狂な乗車をするヤツはそうそう居まい。あつかましくもシャワーカードが無いか聞くと、出雲持ち分は残念ながら売り切れ。しかし瀬戸の車掌に連絡を取り、まだ残っていると教えてくれた。
サンライズに乗ったのは２年ぶりくらいだろうか。廊下を歩いていると、電車内というよりはホテルの中といった雰囲気が強く、改めて驚いた。不自然無く繋がった貫通扉を越え、カードとタオルを無事購入。出雲側に戻りシャワーを浴びた。
さっぱりしてカーペットに転がると、窓からは月が見えた。寝台列車の醍醐味を少しだけ味見させてもらっている感じ。静岡で家族連れが１組乗車し、ノビノビの空席は２となった。まどろみそうになるも、寝過ごすと姫路、と自分に言い聞かせ１時過ぎに浜松下車。他にも下車客が居たのに正直驚いた。
この後２時間余りで上り銀河号(赤ＥＦ６５牽引)、下り銀河号(通常ＥＦ６５牽引)、出雲号が順に運転停車するのを撮影し、最初予定していたながら号に乗り込み爆睡した。
この乗車区間の特急券は￥２２９０。シャワーを浴びることが出来たので翌日の疲れはさほどでもなく、そんなに高い出費じゃなかったように思った。