偶然、ここを見つけて同好の志が居る事を嬉しく思いました。昔懐かしい「旧・瀬戸号」を思い出せる限り書きます。詳しい時間、編成は忘れてしまった部分があるのでご勘弁下さい。
＊旧・寝台特急／瀬戸平成版。８〜９年くらい？高松〜東京ですが、高知出発の為、坂出駅で乗り換え。高知からは、当初「特急南風」で多度津乗り換えもできたのがいつの間にか坂出乗換えに。土讃線と予讃線の関係で、坂出は南風号が止まらないので「しまんと」乗車。これはその後、乗車率の少なさからか、高知駅出発時から「南風＋しまんと」の合体列車に。
ともかくダイヤも今みたいに効率よく改正されてなかったので、坂出駅で瀬戸到着まで１時間待ちが辛かったですね。ＪＴＢのお姉さんが「前にビブレがあるのでそこで時間潰し出来ますよ」と教えてくれたもののｐｍ９：００くらいではレストラン街しか空いておらず、荷物持って移動も面倒なのでウォークマン聞きながらひたすらホームで待機してました。（その後、ダイヤ改正がありましたが、改正直後は乗り換え時間が４分！しまんとが遅れたらアウト→再改正→１４分になりましたが）
で、肝心の車内。今はもう無いでしょう、１区画に２段ベッドが左右にと言う状態。仕切りはボロ〜イカーテンのみで上段へ上がる人からはカーテンのフックの隙間から室内？が見えるんじゃないかと思うくらい。靴は当然、ベッド外。確かビニールスリッパがあったような記憶があります。ベットの大きさはサンライズのシングルより狭く、荷物も足元か枕側に置くしかなく、下手したら盗難の危険性ありと言う感じ。いつも熟睡はできなかった記憶がありますね。参ったのは、通路部分に簡易イスのような物があり他のおやじ乗客が酒盛りしてた事。ラウンジカー行けよって感じでしたが。上段には荷物置き場がありましたが、窓が上段部分までは無く寝るしかありません。確か寝台料金が６０００円くらい。
＊＊Ａ個室はベッド、洗面台、ハンガー、ラジオ、ＴＶ、ビデオデッキ。奮発してたまに乗ってました。やはり個室は気が楽。なぜかローリングストーンズのビデオ見てました。
おまけ。
瀬戸大橋が無い時代の四国⇔本州の列車旅を知ってる人は、どのくらいいるんでしょうね。年がバレますが、当時「本土」に渡るには高松まで行って「宇高連絡船」で１時間かけて岡山・宇野港まで海を渡ったものです。「瀬戸」も宇野⇔東京でした。