新潟在住のhiroと申します。
今回、島根県松江市へ友人の結婚式に出席するために、１0月6日に急行「きたぐに」の新潟〜新大阪Ｂ寝台に乗りました。
私が松江に行くのは前回、その友人を訪ねて行った2003年秋以来三年ぶりになります。その時は新潟から東京まで新幹線→東京から松江まで「サンライズ出雲」B寝台シングル……というルートだったのですが、それが私にとって初めての寝台列車の旅で、何もかもが新鮮で鮮烈な思い出となっています。
東京駅に入ってきたスケールの大きな列車、予想していた以上に豪華で快適な車内、夜中に車窓から見た各駅の風景、早朝の美しい朝日……。今も忘れられません。
今回、再び松江に行くことになり同じルートを考えたのですが、出発当日は仕事で、果たして東京駅で「サンライズ出雲」に乗車するための前段階の、東京行きの新幹線に乗れるか不安だったので、新潟から新大阪まで「きたぐに」→新大阪から岡山まで新幹線→岡山から松江まで特急「やくも」……というルートを取る事にしました。
飛行機で行ってもよいのですが、やはり前回初めての寝台列車の旅の思い出が忘れられないということで、陸路にこだわってみました。前回は「サンライズ出雲」だったので、今回はまた違ったものに乗ってみたいという気持ちもあったので。
乗車券は約三週間前に入手し、席はB寝台12号車10番下段です。
今回の旅行にあたり、旅に向けての想像力がかきたてられたという事でこちらのサイトが本当に役に立ちました。まずはお礼を申し上げます。
さて、出発当日は22:00頃に新潟駅に到着。既に夕食は済ませておいたので駅構内のコンビニで飲み物を購入（やはり、水分というか飲み物は用意しておいたほうが良いということで）。
22:30頃ホームへ行くと既に列車は入線していて、さっそく乗り込みます。自分の場所に荷物を置いているとタイミングよく車掌さんが来たので検札を済ませ、列車の端から端まで歩き、探検（？）に出かけます。ぱっと見た感じA寝台もB寝台もそんなに変わらないような気が……。ざっと探検を終え、再び自分の場所へ。寝台へ潜り込み、カーテンを閉め、着替えつつ荷物の整理を……と思いきやなんと、カーテンの中央の上部分に金具があり、それが邪魔をしてカーテンが完全にかからないのです。かなり強引に？結びつけるような感じで完全に閉めさせていただきましたが、これは意外な誤算でした。
肝心の寝台のほうは、身長170cmの私があぐらをかくと大体手一個分頭と天井との間に余裕があるという感じでしょうか。横になるとそんなに狭いという感じはないし中も古さは感じられるものの清潔そうな感じで、居心地としてはまずまず。ただ、座ったまま着替えるにはちょっと辛いかも。
動き出すと、やはり揺れは気にはなるものの疲れもあってか意外なほどスーッと眠りにつけました。翌朝まで二回トイレに起きましたが、廊下に散乱したスリッパの乱れ具合がなんとも寝台列車の旅らしいですね（？）。
翌朝は洗面台が込むだろうと予想して早々に洗面台へ。案の定6:00くらいから洗面台も寝台も賑やかになりつつあり、朝になり全てが動き出す……そんな寝台の旅の雰囲気、最高だなと思いました。
今回の乗車で、改めて寝台の旅の雰囲気最高だなとしみじみ実感しました。また、乗ってみたいです。
長々と乱筆乱文、失礼しました。