いつもこのページにお世話になっております。3月には、上り下り・はやぶさ号に乗車しましてその際も乗車記をを投稿させていただきました。今回は、あまり旅行に行ったことの無い弟と山陰地方・山口県を旅行することとなりました。行きでサンライズ出雲号に乗車したので投稿させていただきます。
サンライズ出雲号は人気の夜行列車ということで、切符は一ヶ月前の10時に窓口で並んで買いました。二人での旅なので、シングルツインを希望しました。しかし、いざ買おうと思ったら窓口氏はシングルツインと聞いて「なんだそりゃ？？」みたいな顔。わざわざ説明して、ようやく理解してもらったと思って確認したところ満席…。次の希望はサンライズツイン。しかしやはり満席…。なのでシングルを二部屋確保しました。確かに、特殊な夜行列車ではありますが、駅員さんには理解して欲しいですね…。その確認のせいで10時に発注したのに買えないと言うの不運としか言いようが無いです…。
さて乗車当日、飲み会帰りのサラリーマンでごった返す中央線下りを眺めつつ、ガラガラの上りで東京駅へ。東京駅に着くと、サンライズ出雲号がちょうど入線するところでした。そして、乗車しました。一夜の寝所・シングルを見て一言。
「広い！きれい！！」
さすがは住宅会社が開発に関わっただけあります。Ｂ寝台なのにこの設備。そして二階からの眺め。素晴らしかったです。ブルートレイン特有のわびしさに満ちたイメージとは違う、あったかい感じがとっても好印象でした。
さて、定刻に東京駅を発車しました。感じたのは、従来の客車でのブルートレインとは違い、乗り心地が格段に良いと言うことです。また、電車なのでスピードもかなり出ていたように感じます。サンライズ出雲号があまりにも素晴らしいと感じてしまったため、その夜はあまり寝れませんでした(苦笑)もちろん、寝台列車初体験な弟も同様でした。弟に「個室の電気を消して夜空を見ると気持ちが良いよ」と入れ知恵した自分のせいでもありますが(笑)
今回の旅行、サンライズ出雲号で松江に行き、松江・出雲を観光。それから山陰本線特急「スーパーおき」で津和野・新山口へと行きました。新山口で宿泊して、翌日バスで秋芳洞・萩へと。そのまた翌日は新幹線を使って下関観光と本州西端大満喫な旅行となりました。こんなことができるのは、周遊きっぷのおかげです。
サンライズ出雲号、いままでの寝台列車のイメージをがらっと変えてくれます。素晴らしい一夜でした。