８月２９日に関西から九州へ移動する際に利用しました。今回は寝台列車に連結されている座席車を体験してみようと言うことであえてレガートシートを選びました。しかしいきなり自宅最寄り駅で発券の際にトラブルが起こりました。
駅に備え付けの申込書にきちんと必要事項を書き込んで指定券と言うところに丸をつけ、発券作業中はちょうどの金額を持っていましたのでそれを窓口に並べて待っていましたが…金額を聞くと自分が用意していたのと６０００円近く差が出ていました。切符を見ると何とＢ寝台の文字が…、慌てて修正を申し出て事なきを得ました。
さて２９日は神戸市にあるあじさいスタジアム北神戸で行われたウエスタンリーグの試合サーパス対広島東洋カープの試合を観戦しました。神戸電鉄で神戸市内に戻り、入浴や食事を済ませて２１時前に三ノ宮駅で「なは・あかつき」の入線を待ちました。２１時１０分に到着した「なは・あかつき」の１０号車に乗り込むと既にかなりの座席が埋まっていました。
まだ夕方の通勤ラッシュの時間帯なので前の新快速の影響で徐行を食らいましたが神戸を過ぎると特急らしい加速を見せ始め、明石付近で快速電車と見事なバトルを披露してくれました。
しかし西明石を通過した頃から外の様子が怪しくなり始め、雷と激しい雨の音が聞こえ始め、列車の速度も落ちてきました。そして宝殿駅で２分ほど抑止された後、姫路駅を４分遅れで出発し相生を過ぎたところで座席車は減光されました。結局速度が落ち気味なせいか岡山では遅れが１０分近くまで拡大しましたが雨は弱まったみたいなので一旦眠りました。
列車がガタンと停車する衝撃で目が覚めると前夜の兵庫県内よりも更に激しく車体に叩きつける雨の音が…カーテンを明けるとちょうど本由良駅で停車中ですぐ発車しましたが遅れが気になり眠れなくなりました。下関は３０分近い遅れで到着し、下関、門司両駅での機関車交換を手短に終わらせ、博多到着では２０分にまで縮まり、鳥栖には１７分遅れで到着。
「なは」と「あかつき」の分割作業が終わった後は鳥栖を７時３２分の久大本線直通の日田行きに乗車しましたが、何と登場したばかりのキハ２２０系２００番台の２両編成で非常に得した気分になりました。しかしその後、大雨で日田から乗車した日田彦山線の列車が大行司駅で立ち往生するなど散々でした。結局タクシー代行で田川後藤寺までは脱出できましたが…
今回乗車して気になったのがレガートシートの一般席に女性の姿が多く見られたところです。この日は女性専用席の部分が全くガラガラでしたので車掌が誘導するのかと思いきやそのようなことは一切ありませんでした。中には男性に囲まれている女性もいただけに今後は対策を望みたいです。