皆様の情報を良く拝見させて頂き、楽しく読ませて頂いています。私も皆様の書き込みを見習いながら投稿させて頂く事に致しました。私が切符の手配をしたのは10月11日の午後でした。乗車はもちろん11月11日のモノです。仕事が終わり、切符を手配に行こうと目指したのはJR東海の三島駅です。夕方の時間にしては窓口は空いていて、この時間は私一人だけの来客でした。申し込み用紙にあらかじめ書き込んでおいた内容は下記の通りです。
「乗車日」11月11日「乗車区間」東京〜総社（往復）
「列車名」サンライズ出雲「切符の種類」A寝台個室（シングルデラックス）禁煙室
希望窓口の係の方は何の躊躇もなく発券機を操作していたのですけど、「お客様、喫煙の方しか空いていないのですがどうしますか？」「あ、それで構いませんからお願いします。」と言う短い会話のあと、「お待たせしました、11月11日のサンライズ出雲で東京から倉敷、乗車券は総社往復ですね、A個室24番で取れました」私はこのサンライズエクスプレスのA個室は初めての乗車なのでもう嬉しくて家に戻っても切符を眺めてはニンマリしていました。前後しましたけど、11月12日に岡山県の矢掛町と言う所でお祭りがあってその日のイベントに「矢掛町大名行列」と言う催しがあると聞いてこの旅を計画しました。
乗車当日はあいにくの雨模様、日曜日の天気が気がかりでした。それでも東京駅に着く頃には雨もあがっていました。9時半に少し早いかな？と思いながら9番線ホームに上がって待っている事にして、売店でお茶とお弁当を購入、本当ならビールでも…と言う気分でしょうけど私はアルコールが苦手なので炭酸飲料とおつまみを一緒に買い込み所定の場所へ。45分にサンライズ瀬戸・出雲の入線案内があってすぐにサンライズが入線です。11号車24番個室へ向かい室内に入ると『やっぱり少し煙草臭いかな？』と言う印象がありました。
幸いな事は、ベッドの向きが、頭が東京方へ向いているので横になって起きるとちょうど進行方向に向いて座っている事になる事ですね。荷物を置いて椅子に座っているともう発車時間になってゆっくりと走り出す列車。新橋駅を通過中にドアをノックされて応えると車掌さんの車内検札です。「ごゆっくりおくつろぎ下さい」の言葉を頂き気持ちもセレブ？シャワーを使おうとさっそくアメニティグッズを手にシャワールームに向かいます。ここで私はある人物とバッタリ。この投稿をしていらっしゃる「伊豆のオトシ子」さんがお隣の25番個室に乗車。
順番を譲って頂いてシャワーでサッパリ。自室に戻りお弁当を開くと横浜に到着です。…せっかくなのでお隣の25番個室を訪問してお話をしながら遅めのディナーを、熱海までの時間をご一緒させて頂きましてありがとうございました。
熱海を出発すると沼津、富士とこまめに停車しては乗客を拾っていくサンライズ。沼津を出てからいけない事だとは思っていたのですけど、車内探検に出ました。出雲編成の先頭になる8号車に行くと、全ての扉が閉じられていて満席だと確信。9号車は1階席にいくつかの空き部屋があったのですが浜松で埋まったみたいです。10号車のソロの部屋は扉が開いている部屋がいくつかあったのですけどミニサロンに数人のお客様が雑談していたのを見ると、ココも殆ど満席なのかな？そしてもちろん11号車は満席。ノビノビ座席も下り方向の4席分を残しておおむね満席でした。けれどコレ以降の車両では空席が目立っていた様に思います。
浜松を出て姫路までは時刻表の上では通過マークだけ、寝坊するのも嫌なので眠る事にして、ベッドに潜り込み、スイッチのパネルを見ると、一番下のスイッチだけ形が違っていました、どうせならちゃんと修理して欲しいです。２階の部屋は揺れると言う既成概念での乗車だったのですけどそんな揺れなどまったく気にならないまま岡山到着の30分前まで所謂爆睡でした。7号車と8号車の貫通路が閉じられて通行出来なくなる旨の放送の10分後くらいに岡山に到着、私はココであえて降りて後続の新見行きに乗る事にしてサンライズ瀬戸を見送った後で新見行きの到着したホームに移動。少し遅れて出雲が発車して行きました。伊豆のオトシ子さんはまだ眠っているのかな？
出発時間になり、誰もいない1号車の真ん中の席に座りまたウトウト…倉敷に停車するやいなや、「ココ宜しいですか？」の声に顔を上げると伊豆のオトシ子さんが乗り込んで来て、ご一緒する事に。お話を聞くと、目的地は私と同じ矢掛町だと言う事で、今回の旅は思いがけない安心の旅行になりました。次は出雲市までの乗車を計画したいです。