2007年1月5日、寝台特急サンライズゆめに乗車してきました。
★切符購入
年末、和歌山の実家に帰省し、大阪へ出て、そこから寝台急行銀河で東京に戻る予定でしたが、この列車の存在を知り、予定を変更しました。念願のサンライズに乗れる！と意気揚々としてみどりの窓口に向かいましたが、その時はもう12月23日。もう空いていないかも、という不安がありましたが、なんとお目当てのシングル個室は40室も空きあり。あっさり階上個室がゲットできました。
★乗車
大阪周辺の様々な列車に乗車して旅を満喫。22時には姫路駅に到着しました。そして発車2分前、サンライズゆめが入線してきました。さすがは2階建て、どっしりとした感じでした。以外にもホームにいた人はほとんどが撮影目的のようでした。早速乗り込み、個室に入ります。部屋は大部分がベッドになる形で狭いですが、一晩寝るだけであれば十分です。発車すると間もなく、車掌さんによる車内改札。そこでシャワー券・タオルセットも購入できました。ちなみに、放送による案内は、姫路乗車時点で既に終了していました。
その後車内を少し散策。個室は空室が目立ちましたが中でもすごかったのが2号車。車端の部屋を除き全てが空室。驚きました。ソロも6割位が空室でした。シングルデラックスとサンライズツインは満室（もともと部屋数が少ないから？）、ノビノビ座席は一人分以外全て埋まっていました。やはり値段が魅力なのかも。
この辺でシャワー室に向かうと、運良く空いていました。サンライズのシャワーは時間予約制ではないので、誰かが入っていれば待たなくてはなりません。シャワー室にはシャンプー・ボディーソープが備えられており、給湯時間は6分と、北斗星などと同じです。一つ気になったのがドライヤー。風力がかなり弱かったです。
自室に戻り、浴衣に着替えて23時30分頃就寝、と言っても米原付近までずっと起きていました。階上室は揺れが少々気になりましたが、客車に比べて騒音・衝撃はかなり緩和されていると思います。
気がついた時には、列車は小田原駅を通過していました。その後もうとうとしていると、あと20分ほどで終点東京に着くとのおはよう放送。その頃から下車準備を始めました。そして、定刻通りに東京駅に到着。先頭車両には既にギャラリーが集まっていました。到着から10分後、サンライズゆめは回送に方向幕を変え、走り去っていきました。
サンライズは日本で一番新しい寝台の「電車」ですが、その名の通り、居住性はかなりよく、快適でした。是非今度はゆっくり乗車してみたいものです。それでは、長々と失礼致しました。