福山で所用があり、行きはのぞみで予定していたが、折角の機会と思い、帰りは初めての寝台特急を体感しようと出発前日で思い立ったのがきっかけでした。
切符の購入は東京駅構内のJR東海の当日券売り場。担当の女性が知識が無かったのか「禁煙車しかありません」との返答に「いや、喫煙車あるでしょ、満席？」とのやり取りで15分少々、上司が出てきて解決はしたが、発券された切符の表示が"シングルツイン"ありゃ、シングルなのになぁと思いながらものぞみの発車時刻が迫っていたので今回はまあいいかとそのまま。3千円ちょっとの余計な出費…想定外。
福山での所用を終え、倉敷に移動。待ち時間30分少々あったので改札を出て食料調達し、いざホームへ降りてみると「あれ、乗車口の案内表示が無い、おまけにアナウンスも何も無い」幸い上りなので最後尾が1号車という知識があったので混乱はしなかったが、何も知らない人なら混乱したかも。停車時間を考慮しても何らかの表示は欲しいなあと思いました。
乗車してみるといきなりデッキに人だかり、何事かと思いながら手前の1号室へ入りました。デッキの人だかりは皆喫煙の為と納得。さて室内はというと…う～ん、こんなものかと感想。
①荷物の置き場所が無い
②設置の浴衣はサイズが小さくとても着れない。
③台車の上なので音はやや気になる。
④乗車口に近いのでブラインドを上げていると駅に着くたびに乗車しようとする人と目が合ってしまう。
⑤デッキの音（灰皿の）がやや聞こえて気になる人は気になるかも。
④は私がスーツだったので浴衣が切れずにTシャツとトランクスという姿だったので特に気になりました。上りの場合、０時半ころに大阪に着くまでは要注意です。
さて肝心のベットですが、如何せん幅がそう広くないのと空調が効きすぎてほとんど寝れませんでした。皆さんのコメントを見ているとやっぱりシングルデラックス以上でないと難しいのかなというのが感想です、ただコスト的にどうかと思いますが。それでもノビノビ車両は満席になっていたのはちょっと驚きでした。
朝は小田原辺りから朝の通勤ラッシュに遭遇しますのでまた④の状態になります。ただ違うのは乗車する人はまず居ないので、ホームで普通電車を待っている人ということだけですが。
小田原～茅ヶ崎間は何故か東海道貨物線を走ります、ちょっと感動。そして無事に東京に到着しました。
今度乗る機会があったならシングルデラックスに乗ってみようかと思います。ただ財布の中身と相談ですが（笑