管理人様。皆様。こんにちは。初めて投稿します。昨年11月30日(木)北斗星1号ロイヤルに妻と二人で乗車しました。閉散期の平日という事もあり1ヶ月前チケットはあっさりとれました。北斗星に乗るのは、私が4度目、妻が3度目です。ロイヤル乗車は2人とも初めてです。
16時30分過ぎ上野駅13番ホームに北斗星1号が入線し、私達は電源車の前と前方機関車の前で記念撮影をしました。本日の機関車はレインボー塗飾のEF81-95でした。乗車する車両は9号車(オロハネ25-558)2番の個室です。部屋は多少くたびれ感はあるものの二人で過ごすのには十分の広さで、さすがにロイヤルですね。
16時50分。北斗星1号は定刻に上野駅を発車しました。すぐに車掌さんが検札に来られ、部屋のシリンダーキーを受け取りました。ベットについては呼んでくれれば車掌さんがダブルベットにセットして下さるということでしたが結局自分でやりました。続いて食堂車のアテンダントさんがウエルカムドリンクを持って来て下さり、その時に朝のコーヒーを6時にお願いしました。また、2人共お酒が弱いのでお土産袋をお願いしたところ快く持ってきてくださいました。
その後ステラリウムをつけたり消したりして部屋の中で楽しく過ごし夕食は妻手作りのお弁当を頂きました。以前乗車した折、北斗星のディーナーは食べた事があるので今回はパスし、パブタイムに食堂車に行くことに決めてました。ロイヤルで妻特性のお弁当が食べられる。幸せですね。(本当はお金がないのです。)
さてパブタイムになり妻と食堂車へ。コーヒーとケーキを注文しました。食堂車で夜のひと時もいいものです。ただし、私は個人的に北海道編成(1・2号)のグランシャリオはあまり好きではありません。あのワインレットのスタンドから出るムードがどうも苦手です。
その後寝ようと言う事でダブルベットを作りました。やはり室内にシャワー・洗面が有るのは便利ですね。ところが妻は室内備え付けの洗面台が水をはね易く使い辛いと言っておりました。
就寝時、妻が基本ベットに私が引き出した補助ベットに寝ましたが、後で聞いた所によると、妻の方のベットはほとんど揺れもなく快適に眠れたそうですが、私の方は、異常な程の揺れであまり眠れませんでした。正直、これ程の揺れを感じたのは寝台列車に乗車して初めての事です。普段、私は寝台車の揺れの心地良さが好きなのですが今回はちゅっと不快でした。北斗星(少なくとも北海道編成)のロイヤルを2人で利用する際、補助側のベットに眠る方は少々の揺れに注意すべきと思います。(但し今になって思うにはひょっとすると私が初ロイヤルに興奮していただけかもしれません。)
夜の2時を過ぎて眠れないならと6号車のロビー室に行きました。夜遅いせいか一組の男女がいただけでした。ロビーに腰をおろし青森信号所での機関車交換の時間になったら1号車の前に移動しようと思いました。信号所に着く頃、外は雪が降ってました。1号車の先頭部分でEF81 - 95が切り離され、代りに後にもヘットマークをつけたED79 - 4号機が連結されました。いよいよ青函トンネルです。
トンネルを抜け函館に定時到着。この時期はまだ真っ暗です。ホームに下りてED79機と北海道内を走るDD51型機を写真に撮りました。まだ4時台ですが一組の団体さんが下車して行きました。
函館を出た後、少し早いですが私は洗面と朝シャンをして起きました。列車は少しづつ明るくなりながら函館本線を北上します。そして朝6時モーニングコーヒーが届けられました。よく眠り快調な妻とコーヒーをおいしく頂いていると6:30になり食堂車で朝食の準備が出来たという放送が入りました。
早めに食堂車に行き10食限定だという和朝食を頂きました。私は洋食党ですがこの時の和食は最高の味でした。(私達の乗車後朝食メニューが変わったそうですが。)
朝食後むしろ眠くなってきた私は部屋で仮眠、このときが一番眠れました。妻は洗面をしようとしましたがやはり洗面台が使いにくく外の洗面台を使ったそうです。列車は快調に走り続け定刻に東室蘭に到着。この後ロビー室でJR北海道の車掌さんによる北斗星グッツの販売があるので私はすっ飛んでいきました。そこで個室キーと同型のキーホルダー(2500円)を購入しました。今でも私のお気に入りとなっています。
その後も私は仮眠を繰り返しながら南千歳に着く頃になってようやく補助ベットを解体しました。2人で広いロイヤルの中、旅の余韻を味わう間も無く終点札幌に定刻到着しました。
ロイヤルの個室について若干苦言を呈しましたが総合的にすばらしい一夜を過ごせた事に変わりありません。そんな一夜を楽しめたのも管理人様はじめ先輩読者の皆様が多くの情報を提供してくださったおかげです。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。